泉圭輔を独占取材…鷹ファンに“近況報告” 甲斐野の移籍を知った電話「央が人的だぞ!」

  • OB
  • 2024.02.14
元ソフトバンクで、巨人の泉圭輔【写真:荒川祐史】
元ソフトバンクで、巨人の泉圭輔【写真:荒川祐史】

人的補償で甲斐野が西武へ、巨人移籍の泉がかけた電話…第一声は「家決まった?」

 鷹フルは元ソフトバンクで、巨人の泉圭輔投手を単独インタビューしました。人的補償で西武への移籍が決まった甲斐野央投手は2018年ドラフトの同期入団でもあり、同学年。インタビュー第2回のテーマは「人的補償をどのように知ったのか」。移籍を耳にした泉投手からの第一声は「家決まった?」。具体的な瞬間に、2人の関係性が表れていました。最後に近況報告も兼ねて、ホークスファンにメッセージをくれました。「こっそり応援してください」――。

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「家、決まった?」

 甲斐野の人的補償による西武移籍を知り、電話をかけた。泉の第一声が、これだった。2018年ドラフトの同期入団で同学年。大切な球友との思い出を振り返ると、真っ先に出てくるのはリスペクトだった。

 2018年ドラフト会議、甲斐野が1位指名を受けた。泉も6位指名でホークス入りが決まり、2人の運命は初めて交差した。初対面は同年12月の入団会見。甲斐野の明るいキャラクターと、泉の人柄の良さも相まって、関係は自然と深くなっていった。どの年でも、ドラフト1位は特別な存在。泉も「1年目からあれだけ活躍して、央に追いつけ追い越せじゃないですけど、同期のみんなはその気持ちがあったと思います」と、常にリスペクトしてきた。

 チームは今オフ、西武から国内FA権を行使した山川穂高内野手を獲得。人的補償で甲斐野が移籍することになった。発表されたのは、1月11日の夕方。泉はどのようにして一報を耳にしたのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)