“ポスト甲斐”争い…逃したら「もう先はない」 首脳陣が語る候補、物足りない貪欲さ

  • 記者:上杉あずさ
    2025.01.12
  • 1軍
ソフトバンク・海野隆司、谷川原健太、渡邉陸(左から)【写真:矢口亨、栗木一孝、竹村岳】
ソフトバンク・海野隆司、谷川原健太、渡邉陸(左から)【写真:矢口亨、栗木一孝、竹村岳】

秘める野心と感情…「みんな結構出さないんですよ」

 今季のホークスのカギを握ると言っても過言ではないのが、“正捕手争い”だろう。長きにわたってホームベースを守り、チームの勝利に貢献してきた甲斐拓也捕手が今オフ、FAで巨人に移籍した。絶対的存在が不在となり、捕手陣は鼻息荒く、その座を狙っているはずだ。

 捕手陣を管轄する高谷裕亮バッテリーコーチは「(甲斐)拓也が抜けたかどうかは関係なく毎年競争。追い越すくらいの気持ちで入ってこないと、勝負にならない。でも、今年はより一層そういうのが激化すると思います。準備をしっかりしてきてもらいたいですね。してきてくれるとは思いますけど」とニヤリ。火花がバチバチに飛び交うような激しい正捕手争いを期待する。

 今の捕手陣からはあまり表立った感情を見ることはできないという。「みんな結構出さないんですよ」。メディアに対しても豪語するタイプの選手は少ない。それでも、高谷コーチは「でも、みんなめちゃくちゃ負けず嫌いです。それは伝わっています」と、それぞれが虎視眈々と野心を燃やしていることを感じている。その中で期待を寄せる選手を挙げた。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)