「筑後か、行きたくないな」 渡邉陸の本音…投手陣から聞こえる「捕手らしくなってきた」
5月のある日、午前中にファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」に行き、取材を済ませて本拠地に向かった。みずほPayPayドームに到着したのは午後2時ごろ。ファイン…
「筑後か、行きたくないな」 渡邉陸の本音…投手陣から聞こえる「捕手らしくなってきた」
5月のある日、午前中にファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」に行き、取材を済ませて本拠地に向かった。みずほPayPayドームに到着したのは午後2時ごろ。ファイン…
1軍に「呼ばれるレベルにない」…板東湧梧が直視する現実…決別した“己との戦い”
2試合続けての好投も、29歳右腕は冷静に自らの立ち位置を見つめた。昨季は1度も1軍のマウンドに立つことができず、今季もここまで声がかからない現実――。それでも板東湧梧投手は…
牧原大成に“第3ポジション”の可能性 主力が復帰して以降…首脳陣が語った新たなプラン
かつて「ジョーカー」と呼ばれた男に、第3の可能性が浮上した。ソフトバンクの牧原大成内野手はここまで32試合に出場して打率.316、0本塁打、10打点。四球は「1」と、積極性…
リチャードへの期待を示す“ゼロ” 最後まで覚醒を信じ続けた球団フロントの「真意」
ファンからこれほどまでに厳しい言葉をかけられ、一方でこれほどまでに期待された選手もいなかっただろう。リチャード内野手が巨人へトレード移籍することが12日、発表された。規格外…
31歳で他界…尽きない戦友への感謝「僕を助けてくれた」 ペドラザが大好きな“ホークス戦士たち”
総力を結集して頂点と掴み取った仲間たちとのつながりは、時を経ても切れない。ホークスの系譜は、情に厚い側面も併せ持つ。鷹フルの新連載「鷹を彩った男たち〜ソフトバンクホークス2…
昨年の苦しみから…中村晃は今「毎日が楽しい」 笑顔の理由、語る真意「失うものはない」
追い求めてきたものをもう1度、手にしつつある。前向きな表情には、確かな理由があった。ソフトバンクは10日のオリックス戦(京セラドーム)に1-6で敗戦した。終盤までビハインド…
有原航平を「信じて待つだけ」 開幕以降は不振も…首脳陣がかけ続けた“2文字”の言葉
安堵の表情を浮かべたのは、好投した本人よりも首脳陣の方だった。開幕から思うような結果が伴わず、苦しい登板が続いていた有原航平投手。しかし、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼…
又吉克樹が“直筆”で伝える思い…試合前に手渡す1冊のノート 育成捕手にも「ぜひ教えて」
先発として、新たな発見を重ねている。本格的に先発転向し、1軍昇格を目指している又吉克樹投手。徹底的な準備が詰まっているのが、1冊のノートだ。前回登板は5月1日、ウエスタン・…
わずか3日で2軍落ち…岩井を救った今宮の言葉 押し殺した気持ち、笑顔も「恥ずかしい」
恥ずかしさ、悔しさ、情けなさ――。様々な気持ちを押し殺して、気丈に振る舞った。「2軍に行ってきます!」。チームメートへは力強く宣言したが、岩井俊介投手に悔しさがないはずがな…
「声かけづらい」重い空気で…中村晃だけができた“気遣い” 失意のオスナを救った行動
苦しい戦いが続くからこそ、後輩が背中を見ていることはわかっている。最後の最後まで、チームリーダーとしての行動を見せていた。ソフトバンクは3、4月の戦いを終えて9勝15敗2分…
狂乱の福岡「見たことない光景だった」 ペドラザが過ごした特別な2年間「王監督が大好きでした」
福岡の街全体が、待ちに待っていた瞬間だった。1999年9月25日、福岡ドーム(現みずほPayPayドーム)での日本ハム戦。ソフトバンクの前身、ダイエーがリーグ優勝を飾った。…
2年間の大不振…野村勇に起こっていた“異変” 意外な手術の影響「完全に自分でも…」
意外な事実を明かした。近年の低迷は思わぬところに原因があった。「完全に自分でもわかるぐらい変わっていたので」。野村勇内野手に変化が起きたのはプロ2年目の2023年3月、腰の…
周東佑京が笑顔のワケ 柳田、近藤に抱かせたくない“感情”…「どんどんチームが弱くなる」
右腓骨を骨折し、戦列を離れている周東佑京内野手。現在は筑後のファーム施設でリハビリを続けているが、その表情は明るい。「骨折といっても、ひびが入って欠けているだけなので」。打…
周東佑京が語った復帰目標「コンさんよりも…」 骨折知った心境は「そりゃ痛みも引かんわー」
右腓骨を骨折し、リハビリ組で調整を続けている周東佑京内野手が6日、筑後のファーム施設で取材に応じた。この日はフリー打撃にキャッチボール、ダッシュと一連のメニューをこなし、同…
自分の価値「自分で下げていた」 三盗失敗の翌日…野村勇が救われた小久保監督の言葉
自主トレをともにした師の存在、そして小久保裕紀監督の言葉に背中を押された。失敗をしてしまい、うつむくような姿はもうない。プロ野球選手として、どんどんたくましくなっているとこ…
「なんでいつも通りできない…」廣瀬隆太が失った感覚 3日間の“親子試合”で見つけた答え
頭にこびりついていた疑問が解決した。廣瀬隆太内野手が、3日間にわたった“親子試合”を終え、苦悩と気付きを口にした。仙台で行われた4月27日の楽天戦では失策を記録。休養日を挟…
近藤健介が見たチームの苦境…漏らした“本音”と意外な期待 描いた「超早期復帰プラン」
実戦復帰、そして1軍帰還への“カウントダウン”は着実に進んでいる。4月2日に腰の手術を受け、現在はリハビリに励んでいる近藤健介外野手。5月2日は筑後のファーム施設で術後初め…
工藤公康と頬張った焼き鳥…26年経っても「覚えている」 たった1年でも深めた絆【ペドラザ編②】
ホークスの同僚として過ごしたのは1年だけだったが、チームの先頭に立つ姿はまぶしく、頼もしかった。ソフトバンクの前身、ダイエー時代にクローザーとして優勝に貢献したロドニー・ペ…
牧原大成が消し去った”悪夢” 激勝生んだ一振り…重圧から「逃げたいと思わない」
絶対に折れない信念が、最後の最後に劇打へと繋がった。主役はサヨナラ打を放った川瀬晃内野手。その直前、1点差に詰め寄ったのは牧原大成内野手の適時打だった。「絶対に終わらないと…
5連敗直後…突然開かれた“決起集会” 劇打生んだ4人の時間、川瀬の涙に「泣きそうでした」
出口はあるのかと疑ってしまうほどの暗いトンネルをようやく抜けた。5連敗中の鬱憤を晴らす劇的な勝利だった。2日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)、2点ビハインドの9回に1…