「そういう気持ちがあったら…」 今宮健太の偉業に本多コーチが語った“真の難しさ”

通算400犠打を決めた今宮健太【写真:古川剛伊】
通算400犠打を決めた今宮健太【写真:古川剛伊】

100本塁打&400犠打のダブル達成は史上初

 球史に名を刻む偉業を成し遂げた。27日の楽天戦(秋田)、今宮健太内野手が史上4人目となる通算400犠打を決めた。一足先にクリアしていた通算100本塁打と400犠打のダブル達成は誰もが成し遂げたことのない快挙。繊細な技術とパンチ力を持ち合わせた今宮だからこそ成しえた数字だった。

「ここ最近の野球ではバントが少なくなってきていますけど、本当にバントがなかったら多分ここにも立っていなかったのかなっていうくらい、始まりはそこだったので。達成できて良かったなと思います」

 積み重ねてきた犠打の数だけ、自身は安打を打つ機会を手放してきた。もし自由に打席に立てていれば、通算1404安打の数字はもっと増えていたかもしれない。まさに字のごとく自分を“犠牲”にしてきた。そんな姿勢に敬意を示したのが本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチだった。「なるべくして健太が作った記録かな」――。

振り返った過去「最初は本当にできなかったです」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)