長谷川コーチは「仏のよう」 絶妙な“邪魔”に苦笑い…谷川原との不思議な関係性

  • 記者:竹村岳
    2025.09.05
  • 1軍
谷川原健太に挨拶する長谷川勇也コーチ【写真:竹村岳】
谷川原健太に挨拶する長谷川勇也コーチ【写真:竹村岳】

本拠地開催では恒例となっているタイム測定

 グラウンドに響くタイム計測の合図。集中力を高め、谷川原健太捕手が走り出そうとする瞬間、すぐそばから聞こえてくる。「タニ、おはよう!」。声の主は、長谷川勇也R&Dグループスキルコーチ(打撃)だ。しかも、1度きりではない。谷川原がタイムを計るたびに、狙いすましたかのように繰り返されるのが恒例の日課だという。

 本拠地・みずほPayPayドームでの試合前。野手陣は必ず短距離ダッシュのタイムを計測する。体にどれだけの疲労があるのか、毎日記録して確認するためだ。長谷川コーチがやたらと声をかける“絡み”は、丁寧な挨拶というよりは2人だけのノリがあるように見える。2人が自主トレを共にした経験などもなく、関係性に明確な接点は思い浮かばない。この声かけにはどんな意味があるのか――。プロ10年目を迎えた28歳に聞いてみた。

谷川原健太と長谷川勇也コーチ【写真:竹村岳】
谷川原健太と長谷川勇也コーチ【写真:竹村岳】

長谷川コーチが選手との距離感で意識すること

(竹村岳 / Gaku Takemura)