引退会見の花束…揃えたOB「泣きながら」 和田毅の晴れ舞台、必死に集めた数々のバラ

花束を持つソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】
花束を持つソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】

5日に行われた和田毅の引退会見…周東佑京が黄色いバラの花束を贈呈

 青いバラは「夢が叶う、奇跡」、黄色いバラは「友情」が花言葉とされる。最後の晴れ舞台を彩るために、盟友まで駆けつけてくれた。

 ソフトバンクは5日、和田毅投手が現役を引退することを発表した。記者会見が終わったタイミングで登場したのは周東佑京内野手。手にしていたのは、黄色いバラの花束だった。その後に続いた7選手も、1輪ずつ青いバラを和田に手渡していった。花の手配をしたのが、ホークスのOBでもある猪本健太郎さんだった。

 熊本出身の猪本さんは、2008年育成ドラフト4位でホークスに入団。2013年11月に甲斐拓也捕手と同じタイミングで支配下選手登録された。2017年に現役を引退。その後はホークスで長年、ブルペン捕手を務めてきた。昨オフに退団すると、今年の9月1日から福岡市内に「FLOWER STUDIO S(フラワースタジオ・エス)」という花屋をオープン。第2の人生を歩み始めた。

ソフトバンク・和田毅(左)、OBの猪本健太郎氏【写真:竹村岳】
ソフトバンク・和田毅(左)、OBの猪本健太郎氏【写真:竹村岳】
ソフトバンク・柳田悠岐、OBの福田秀平氏、メッツ・千賀滉大から大きな花束【写真:竹村岳】
ソフトバンク・柳田悠岐、OBの福田秀平氏、メッツ・千賀滉大から大きな花束【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)