「正直プライベートはほとんどない」 特別な関係性…斉藤和巳が語る和田毅との“空気感”

  • 記者:上杉あずさ
    2025.03.15
  • 1軍
ダイエー時代の斉藤和巳(左)と和田毅【写真:産経新聞社】
ダイエー時代の斉藤和巳(左)と和田毅【写真:産経新聞社】

和田が1年目の2003年にシーズン20勝「自分のことに必死だった」

 絶対に負けたくないライバルでもあり、かけがえのない友でもあった。「ワッチはバリバリで騒がれて入ってきたからね。怪我さえしなければ、普通にローテーションには入るんやろうなって感じではあったね」。斉藤和巳3軍監督は、懐かしむように当時を思い出す。

鷹フル「和田毅引退試合特設ページ」

和田毅投手の引退を記念し、鷹フルは3月14日~16日の3日間「WaDa-Full」に。王貞治氏や松坂大輔氏らが語る特別企画「和田毅の記憶」、ホークス現役選手74人のメッセージを公開。「和田毅引退試合特設ページ」はこちらから。続きを読む

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 和田毅氏がプロ入りした2003年は、高卒8年目を迎えていた斉藤氏にとっても転機のシーズンになる。前年までのプロ通算7年間で挙げた白星は「9」。1995年ドラフト1位で入団しながらも、球団の期待に応える活躍はできていなかった。「ワッチが入団した当時は、もう自分のことに必死だった。自分の場所が確立されているわけでもなかったので、そんなに余裕もなかった」というのは紛れもない本音だった。

 結果的に、先発16連勝をマークするなど20勝をマーク。最多勝、最優秀防御率、最高勝率を獲得し、沢村賞に輝いた。チームのリーグ優勝、日本一に貢献し、エースの地位を築いた。一方、早大時代に東京六大学野球の新記録となる通算476奪三振を樹立するなど、鳴り物入りでホークス入りした左腕も負けず劣らずのマウンドを見せた。プロ1年目から14勝を挙げ、満票で新人王を獲得した。

 斉藤氏にとって、和田氏は3学年下。いきなり頼もしすぎる姿を見せた後輩左腕とは、どんな関係性だったのか――。

インタビューに応じた斉藤和巳3軍監督【写真:上杉あずさ】
インタビューに応じた斉藤和巳3軍監督【写真:上杉あずさ】

近くで見てきたからこそ分かる“和田毅が現役を22年間続けられたワケ”

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)