【連載・甲斐拓也】大谷はなぜ中国戦でスプリットを投げなかった? 2球種に偏った真相

異次元だった大谷翔平とダルビッシュ有の存在「やっぱり衝撃的でした」
鷹フルで月イチ連載の新企画がスタートした。トップバッターは野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーとしてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝にも貢献した甲斐拓也捕手。後編では、WBCで戦った大谷翔平投手(エンゼルス)、ダルビッシュ有投手(パドレス)との逸話を明かす。
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悲願の世界一に輝いた最高峰の舞台「WBC」。甲斐は1次ラウンドの中国戦、チェコ戦、準々決勝のイタリア戦でスタメンマスクを被った。中でも注目を集めたのは初戦の中国戦だろう。大谷とバッテリーを組んで中国と対峙。結果から言えば、大谷は4回を投げて1安打5奪三振無失点。きっちりと役割を果たして、2番手の戸郷翔征投手へとバトンを渡した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)