上沢直之を立ち直らせた山本祐大の“一言” 初回乱調も貫いたバッテリーの意志…凝縮された「祐大に感謝ですね」

  • 記者:長濱幸治
    2026.10.16
  • 1軍
上沢直之に声をかける山本祐大【写真:栗木一考】
上沢直之に声をかける山本祐大【写真:栗木一考】

2失点の立ち上がりも「やっちまったものは仕方ない」

 揺るがなかったバッテリーの“意志”がチームの劇的勝利を呼び込んだ。「祐大に感謝ですね」。6回2失点と試合を作った上沢直之投手が挙げたのは、バッテリーを組んだ山本祐大捕手の名前だった。“想定外の事態”を打破できたのは、2人が共有した「イメージ」があったからだった。

 15日に行われた日本ハムとのCSファイナル第2戦(みずほPayPayドーム)。初回のマウンドに上がった上沢の姿は、普段と明らかに違っていた。先頭に四球を与えると、その後に2連打を浴びて早々と先制点を献上。さらにこの回2つ目の四球で無死満塁となり、万波の併殺打の間に1点を失った。後続は何とか退けたが、初回2失点の立ち上がりとなった。

 2回以降に不安を抱きかねない内容にも、バッテリーの考えはぶれなかった。「『やってんな』って感じでした。『やっちまったものは仕方ない』と。ここからどうするかと考えていましたね」。そう上沢が明かすと、山本祐も「どのピッチャーもそうですけど、立ち上がりの難しさはシーズン中も短期決戦も変えられないので。よく2点で収まったなという感じでした」と割り切った。2回以降はゼロを並べたバッテリー。右腕を立ち直らせた山本祐の「一言」とは――。

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ピンチを切り抜け、雄たけびを上げる上沢直之【写真:栗木一考】
ピンチを切り抜け、雄たけびを上げる上沢直之【写真:栗木一考】

山本祐が掛けた言葉「とにかくボールはいいので」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)