小久保監督が感謝「チームに勇気を与えた」 最大の試練救った山川穂高の“ぶっちゃけ発言”

  • 記者:長濱幸治
    2024.10.19
  • 1軍
ソフトバンク・小久保裕紀監督(左)と山川穂高【写真:冨田成美】
ソフトバンク・小久保裕紀監督(左)と山川穂高【写真:冨田成美】

今季最も重い空気に包まれた9月4日の日本ハム戦で…山川が発した一言

 大きな関門を乗り越えた指揮官が感謝したのは、苦境のチームを救った主砲の一言だった。「あの言葉はチームに勇気を与えてくれましたね」。悲願の頂への道のりは、残すところ日本シリーズのみ。シーズン開幕から4番を任せてきた男への信頼は、最後まで変わることはない。

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ突破をかけた18日の日本ハムとの第3戦。この日も大仕事をこなしたのが山川穂高内野手だった。初回2死一塁で山川の打球は右中間へ。先制の適時二塁打で流れをぐっと引き寄せた。初戦は決勝点となるタイムリーに、勝負を決定づけるソロ本塁打をマーク。第2戦は2打席連続アーチで快勝に貢献した。同ステージのMVPに相応しい活躍ぶりだった。

「4番の山川がどっしりと打線を引っ張ってくれたことで、いい流れを持ってこれた」。主砲の働きを絶賛した小久保裕紀監督だったが、感謝を口にしたのは山川の打棒だけではなかった。時は1か月半ほどさかのぼる——。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)