藤井皓哉の代役は5年目右腕か「ベストの状態」 首脳陣の言葉から紐解く今後の起用

藤井皓哉が「左内腹斜筋の肉離れ」で戦線離脱…代役候補として挙がった名前は
戦線離脱で、先発ローテーションの再編を強いられることになった。ソフトバンクは11日の巨人戦(PayPayドーム)に2-4で敗戦した。それ以上に痛いのが、先発した藤井皓哉投手が「左内腹斜筋の肉離れ」で離脱を余儀なくされたことだ。首脳陣の言葉から、今後のローテーションやリリーフ陣の起用を紐解いていく。
藤井は3回を投げ、1安打無失点。直球にも力があり、4三振を奪うなど相手先発の菅野とも堂々と投げ合っていた。異変が起きたのは、1死一塁で坂本を迎えたところだという。3回はなんとか抑えたものの、4回からはリリーフ陣のバトンを託した。試合後、球団は「左内腹斜筋の肉離れ」と診断されたことを発表。競技復帰までは4〜5週間はかかる見込みだ。
藤本博史監督は「投げられる状態じゃなかったから。次回は無理でしょう」と話していた。来週は敵地でヤクルト3連戦、阪神3連戦が待ち受けている。齋藤学投手コーチは「さっき本人とも話をした。現状で痛みはないというんですけど『ちゃんと治して、ちゃんと立ち上げよう』という話をしました。再発もしやすい箇所ですから。オールスターより後かなというくらいの感じ」と藤井の状態を代弁した。
(竹村岳 / Gaku Takemura)