佐藤直樹の移籍に「チャンスだと」 桑原秀侍が挑む右打者の壁…正木に「あ、違うなって」
室内練習場にひたすら打球音が響いていた。「育成という身で、支配下選手よりやらずに支配下になれるわけないです。練習しないと上手くなれないので」。来季、育成6年目のシーズンを迎…
- 編集者：森大樹
- 東京・練馬区出身。立大から新卒でアイドル事務所に入社し、「激動の1年間」を経験。2022年5月よりFull-Count編集部に所属し、編集業務を担当。都内で初めての一人暮らしを始めた1か月後、まさかのホークス担当記者に。ホークスファンの皆さんに“おもしろい”と思ってもらえる記事をお届けできるよう頑張ります。
執筆記事一覧
現役ドラフトで減った出場機会も…「それ以上の価値」 上茶谷大河が前向きなワケ「衝撃でした」
新天地での日々は刺激ばかりだった。「自分の弱さを痛感した1年でもあるんですけど、良かったなと思うことしかないです」。DeNAから現役ドラフトでホークスに移籍した1年目。明る…
失意の「もうええかな…」から2か月、現ドラ直後に見せた笑顔 佐藤直樹が前を向けた言葉
自暴自棄になりかけた際に、再び前を向くきっかけをくれたのは指揮官だった。「ドラ1で入って、大した結果も残せずに申し訳ない気持ちと、周りが良い人ばかりでいい6年間だったなと」…
「クビになったらやろう」 山本恵大が開いた“お疲れ様会”…正木、川村との変わらぬ夢
いなくなった同期の分まで――。「戦力外になった選手も見ていますし、1日1日が大事だなって思います。野球ができている以上、しっかり毎日を過ごしていきたいです」。改めて決意の言…
笹川吉康がドハマり…意外すぎる“韓ドラ” 秋広流お酒のたしなみ方、選手に聞いたオフの楽しみ
ホークスの2025年シーズンは、5年ぶりの日本一で幕を閉じました。1年を戦い抜いた選手たちも束の間のオフに突入。そこで5選手に「オフの楽しみ」を大調査。笹川吉康選手が見たい…
小久保監督から指令「あいつになれ」 木村光が意識するライバル「追い抜いたろって」
指揮官からの言葉に胸が熱くなった。「しっかり見てもらえている、期待されていると感じてうれしかったです」。そう口にしたのは、プロ3年目を終えた木村光投手だった。
ダウンズ「もう1軍に呼ばれない」 “取材拒否”の裏で貫いた姿勢…退団通訳が見た苦悩と未来
「日本一の瞬間は忘れられないですね。ジーターが急に1軍に呼ばれて、優勝した瞬間をみんなでベンチで喜ぶことができた」。こう振り返ったのは、2025年限りでの退団が決まった安藤…
1軍最終先発で起きていた異変「実は…」 前田純の分岐点…口にした松本晴との“差”
「1勝の重さをすごく感じた試合でした」。プロ3年目の2025年、1軍で10試合の先発を経験した前田純投手には、忘れられない1試合がある。左腕は静かに振り返った。
2人退団…筑後で開かれた送別会 “1人残る”前田純が明かした思い「絶対3人でって…」
歩む道は違っても、思いはずっと変わらない――。11月中旬、筑後にある居酒屋で行われた2000年世代の同学年会。10月末に戦力構想外通告を受け、11月13日にロッテ入団が発表…
急きょ開かれた送別会「明日1人で家行くわ」 30分の焼肉…松本晴が交わした“2人だけの約束”
同じ左腕、同じ年に入団した“同期”の存在は、刺激であり支えでもあった。11月中旬、ひっそりと行われた“2人だけの送別会”。「寮にいるときから僕の部屋で話したりしてましたね」…
フラフラで投げた700球「記憶が飛びそう」 岩崎峻典を変化させた斉藤和巳監督の助言
壁にぶつかり、もがいたルーキーイヤー。それでも、周囲の支えがあったから前を向けた。人の気配がなくなったタマスタ筑後。練習を終えた選手たちが続々と引き揚げる中、18時を過ぎ…
狂ったフォーム「自分でも分からない」 悩める育成右腕…救われた大関友久の“優しさ”
「振り返ってみても、苦しいだけじゃない貴重な1年目だったなと思います」。ル－キーイヤーを前向きな言葉で振り返ったのは、2025年ドラフト育成8位・相原雄太投手だ。23歳が歩…
今宮健太から「来年は自分でやれ」 突き放された言葉も…桑原秀侍が感じた思い
「チーム今宮」を離れ、師匠からのメッセージを胸に自分自身と向き合う。「来年こそ支配下にならないと、もうクビだと自分でも感じているので」。決意の表情でそう語るのは、来季育成6…
抱えた痛みに「もう無理です」 叶えたかった目標…石見颯真、リハビリ合流までの3か月
悔しさを胸に来季へ向け、調整を続けている。「本当だったらリハビリには入りたくなかったんですけど……」。そう語るのは、右膝痛のためリハビリ組で調整を続ける石見颯真内野手だ。
川口＆宮崎が戦力外…宮里優吾の“複雑な胸中” 救われた斉藤和巳監督との60分間
室内練習場の片隅での会話は約1時間にも及んだ。「『どしたん？』って。僕が最近、浮かない表情をしていたので」。タマスタ筑後での秋季練習最終クール、宮里優吾投手は斉藤和巳3軍監…
上沢直之から何度も指摘「絶対考えた方がいい」 木村光、飛躍の裏にあった“金言”
なぜ今季は1年間を通して投げ抜くことができたのか――。「悩んでいる時、相談できる先輩方がいたので」。特に大きかったのは夏場、疲労が出始めた8月に上沢直之投手から繰り返しもら…
ドラ1・風間球打は「意識していた」 入れ違いの4年間…木村大成が明かす“特別な思い”
「寂しいですよね。やっぱり思い出がたくさんあるので」。どこか懐かしそうに、惜別の思いを語ったのは木村大成投手だった。2021年ドラフト3位で入団した左腕は、高卒4年目のシー…
「野球やりたすぎて…」抑えきれず前田純がとった行動 画面越しの日本一に漏らした“渇望”
「シーズンの終盤は、試合で投げて終わりたいという焦りもありました。でも今は切り替えて来年、勝負できるようにしっかり準備をしています」。そう話すのは、左肘の炎症のためリハビリ…
「対1軍ですよ」斉藤和巳監督の総括 2軍選手に「期待している」…あえて伝えなかった言葉
ソフトバンクは14日、タマスタ筑後で行われていた「筑後秋季練習2025」を打ち上げた。来季から2軍監督に就任する斉藤和巳3軍監督が取材に対応し、この期間で目立った選手やチー…
「正直、この先心配」から始まった2軍指揮 斉藤和巳監督が1か月半で感じた“選手の本心”
2週間にわたって行われた「筑後秋季練習2025」が11月14日で打ち上げとなり、本格的なオフシーズンに突入する。来季から2軍を率いることが発表された斉藤和巳3軍監督。「みや…