正木智也が残し続けた“メモの中身” サヨナラ弾の裏側…結実した準備と同期への“特別な思い”「喜んでいてほしい」

  • 記者:森大樹
    2026.10.28
  • 1軍
サヨナラアーチを放った正木智也【写真:荒川祐史】
サヨナラアーチを放った正木智也【写真:荒川祐史】

正木智也を支えたルーティンと先輩の助言

 日本一に王手をかけた劇的な一発。その裏には、残し続けた“メモ”と先輩からの助言があった――。ホークスは27日、DeNAとの「SMBC日本シリーズ2026」第3戦(みずほPayPayドーム)に臨み、延長10回の末にサヨナラ勝ちを収めた。シリーズ史上初となる第1戦から3試合連続の延長戦。両軍一歩も譲らない3時間20分の熱戦に終止符を打ったのは、正木智也外野手のバットだった。

 延長10回1死、ルイーズの152キロのツーシームを振り抜くと、打球は左翼ホームランテラスに飛び込んだ。「打った瞬間は入ると思わなくて、全力疾走していたので。あまり味わえなかったです」。球場を包む大歓声と喜びを爆発させるナインの姿を見て、少しずつ実感が湧いてきた。「本当にサヨナラホームランだったんだなって。みんな待ち構えてくれていて、本当にうれしかったです」。

 正木自身が「たぶん人生初」と明かすサヨナラ本塁打。「でも今までだったら、ただのレフトフライだった気がします」と振り返る。その裏には、打席での意識を変えた先輩の助言と、日々積み重ねてきた入念な準備があった。ヒーローが口にしたのは、第2戦で“アベック本塁打”を放ったドラフト同期・川村友斗外野手への特別な思いだった。

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サヨナラアーチを放った正木智也を迎えるナイン【写真:黒澤崇】
サヨナラアーチを放った正木智也を迎えるナイン【写真:黒澤崇】

試合前夜に欠かさない映像チェック、スマホに残すメモ

日本シリーズ第2戦で川村友斗が勝ち越し打を放ち、笑顔を見せる正木智也【写真:栗木一考】
日本シリーズ第2戦で川村友斗が勝ち越し打を放ち、笑顔を見せる正木智也【写真:栗木一考】

ドラフト同期・川村とのアベック弾に語った思い

(森大樹 / Daiki Mori)