庄子雄大に問われる真価…日本Sは「燃え尽きたい」 MVPを手に横浜凱旋も変わらぬ“謙虚”な姿勢

  • 記者:長濱幸治
    2026.10.24
  • 1軍
前日練習をノックを受ける庄子雄大【写真:栗木一考】
前日練習をノックを受ける庄子雄大【写真:栗木一考】

今宮、野村勇が不在で迎える日本シリーズ

 およそ4か月半ぶりに戻ってきた「地元」。横浜スタジアムで調整する庄子雄大内野手の表情には充実感が漂っていた。「交流戦ぶりですけど、やっぱりやり慣れているというか。学生時代はずっとここでプレーしていたので。『帰ってきたな』という感じです」。今季の交流戦ではヒーローに輝いた地で迎える日本シリーズ。気持ちが高まるのは当然だ。

 4か月半の間に庄子の立ち位置は大きく変化した。交流戦期間は、プロ2年目で初めて訪れた定位置奪取のチャンスを逃すまいと必死に過ごす日々だった。一方で、今回はCSファイナルステージでのMVPという看板を引っ提げての“凱旋”。それでも24歳は謙虚さを失わない。「僕自身は交流戦の時と比べて、あまり気持ちの変化はないですね」。

 状態を上げてきた庄子とは対照的に、チームは“苦境”に直面している。右ハムストリングスの肉離れで離脱していた今宮健太内野手、そして右ひじを手術した野村勇内野手がともに出場資格者名簿から外れた。実質的に遊撃を守れるのは庄子と川瀬晃内野手の2人のみという事態で、背番号25が口にしたのは強い覚悟だった。「燃え尽きたいですね」――。

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(長濱幸治 / Kouji Nagahama)