ラトリッジに伝えた「ピッチクロックはないから」 初コンビで光った山本祐大の“センス”…発揮した捕手の真価

  • 記者:長濱幸治
    2026.09.13
  • 1軍
ジャクソン・ラトリッジ(左)と山本祐大【写真:栗木一考】
ジャクソン・ラトリッジ(左)と山本祐大【写真:栗木一考】

4回終了直後に…山本祐大が懸念した「投げ急ぎ」

 バッテリーの共同作業で掴んだ1勝だった。来日初登板初先発で5回5安打1失点と好投し、NPB初勝利を挙げたジャクソン・ラトリッジ投手と、マスクをかぶった山本祐大捕手。初めての経験ばかりの右腕を救ったのは、山本祐らしい「一言」だった。

 12日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)。先発マウンドに上がった右腕は初回、藤原に先制ソロを許したが、2回以降は復調。5回を68球で投げ切り、嬉しい初勝利を掴んだ。毎イニングが終わるたび、ベンチでコミュニケーションを交わしたバッテリー。初コンビを組んだとは思えない意思疎通ぶりだった。

 4回を投げ終えた直後、山本祐がラトリッジに掛けた言葉は「ピッチクロックはないから、焦らずに時間を使っていこう」というものだった。「ラトリッジの情報を急いで集めたというより、しっかりと作っていこうと……」。バッテリーが明かした好投の舞台裏とは――。

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この先で分かる3つのこと

勝利目前の4回終了後、助っ人の焦りを防いだ山本祐の一言
データ不足の緊急事態で、細川コーチが唸った捕手リード
直球狙いをどう打ち破ったか? 助っ人が明かす配球の舞台裏
ジャクソン・ラトリッジ(左)と山本祐大【写真:栗木一考】
ジャクソン・ラトリッジ(左)と山本祐大【写真:栗木一考】

細川コーチも賞賛「難しかったと思いますよ」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)