山本祐大「意志は目で伝えました」 窮地で上沢直之と交わした“無言の会話”…「それがキャッチャー」

8回1死満塁でバッテリーがみせた“会心の10球”
互いのことを知り尽くしていると言えるほど、長い時間を過ごしたわけではない。守備中に捕手がマウンド上で投手と会話できる回数も限られている。だからこそ、思いは“目”で伝える。「ピッチャーの表情を常に見れるのがキャッチャーじゃないですか」。そう口にしたのは山本祐大捕手だった。
2日の日本ハム戦(エスコンフィールド)。ハイライトは同点の8回に訪れた。先発の上沢直之投手が招いた1死満塁の大ピンチ。ここからの勝負に“野球の醍醐味”が詰まっていた。フォークとスライダーを徹底的に低めへ集め、清宮とカストロを連続三振。オール変化球で窮地を脱した右腕は雄たけびを上げ、山本祐も拳を握る。バッテリーにとって「会心の10球」だった。
試合はその後も動かず、首位に立つホークスにとっては大きな価値のある引き分けとなった。試合後、山本祐が明かしたのは捕手ならではの感性、そして18.44メートルの距離を挟んだ上沢との“無言の会話”だった。
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この先で分かる3つのこと
山本祐大が1球返すたびにマウンドへ送った「ある視線」
上沢が満塁でフォークを低めに投げ続けられた信頼の裏側
僅か5度目のコンビでの意思疎通を可能にしたイニング間の会話
上沢が満塁でフォークを低めに投げ続けられた信頼の裏側
僅か5度目のコンビでの意思疎通を可能にしたイニング間の会話
上沢も後輩に感謝「祐大が止めてくれる」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)