最速156キロの19歳右腕はなぜこのタイミングで1軍へ
2年目の村上泰斗投手が14日、プロ初となる1軍昇格を果たした。今季は自己最速となる156キロを計測するなど、急成長を遂げている19歳。“超有望株”が、優勝争いの真っ最中であるこのタイミングで昇格した理由とは――。中継ぎでの起用が想定されている右腕は「怒られると思った」とまさかの感想を明かした。倉野信次投手チーフコーチ兼ヘッドコーディネーター(投手)と本人のコメント全文は以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
1軍昇格の連絡を受けた村上投手が「怒られる」と直感した意外な舞台裏
首脳陣が明かした「想定外」の緊急昇格…その裏にある投手運用とは
自己最速156キロ到達の秘密…自主トレで鍛えた「体幹」の劇的変化
村上泰斗投手
昇格はどのタイミングで告げられた?
「昨日の夜ですね。ウエートをしている時に言われました」
驚いた?
「いやもう、最初はコーディネーターの川越(英隆)さんに呼ばれたので。『なんか怒られるのかな』と思って(笑)。行ったら川越さんの電話が繋がっていて。それで、倉野さんから『何か分かるか?』って聞かれて。『分からないです』って言ったら、『明日から1軍や』と言われたので。まあ期間限定みたいな感じになると思うんですけど、びっくりしましたね」
昨日は寝られた?
「いや、12時くらいまで……。何て言うんですか、浮ついていたんですけど。そこからは寝られました」
1軍ではどんなピッチングを見せたい?
「やっぱり自分の強みは真っすぐなので。真っすぐが通用するか、まずそこを見てみたいです」
先発も中継ぎも経験しているが、どういう意識で投げている?
「そこにあまり違いはないんですけど。やっぱり試合に入っていく時には勝つことしか考えていないので。流れを作ろうと考えてます」
1学年先輩の前田悠伍投手の存在は刺激になっている?
「そうですね。自分の中ですごく大きい存在なので。目標というか、『単純にすごいなー』とは思いますけど。やっぱり1学年しか変わらないので。ずっと追い越したいなという気持ちで日々やっています」
実際に1軍に来て、小久保裕紀監督や倉野コーチから何か言葉はかけられた?
「周りの方を見て、吸収できるところは吸収して、また自分(の成長)に繋げていってほしいと言われているので。それはその通りだと思いますし、周りの方を見て、いろんなことを吸収していけたらなと思います」
今日の練習は緊張せずにやれた?
「最初はちょっと緊張があったんですけど、動くにつれてほぐれていきました」
今季はストレートが156キロを計測した。何かきっかけがあった?
「やっぱり自主トレが自分の中で大きくて。山岡(泰輔)さんとできたことで、そこで体幹についてすごく話されて。それを意識することによって、段々繋がってきたのかなというのはあります」
もちろん1軍というのはずっと頭に描いていたと思うが、実際に合流した気持ちは?
「やっぱりまだ気持ちがふわふわしていて。『なんでこんなところにいるんやろ』っていう気持ちもあるんですけど。それでも試合が始まったら試合モードというか。自分もどこで投げるかも分からないですし、チャンスがあるかどうかも分からないので。そういうところを良く考えて。ここに呼ばれた意味を考えてやっていきたいなと思います」
倉野信次投手チーフコーチ兼ヘッドコーディネーター(投手)
村上泰斗投手が合流した。起用法は?
「中継ぎですね。小林(樹斗)が昨日(13日)4イニング投げたので。ちょっとこのカードは使えないと思うので」
先発も枚数が揃ってきている。
「評価が一番上だからというわけではなくて、昨日みたいに先発が早く降りなきゃいけない時の役割ができる人。そういう意味での優先順位ですね。他の先発ピッチャーが投げてしまったという部分もあるので、今(1軍に)上げられる人で一番優先順位が高いという感じです」
(森大樹 / Daiki Mori), (長濱幸治 / Kouji Nagahama)