鈴木豪太を激変させた“魔改造”…防御率6.43→0.74へ 失点直後のベンチ「豪太の良さはそれじゃない」

  • 記者:森大樹
    2026.08.06
  • 1軍
6回に登板した鈴木豪太【写真:栗木一考】
6回に登板した鈴木豪太【写真:栗木一考】

成長のきっかけとなった言葉

 新人右腕を変貌させた一言とは――。ドラフト3位ルーキー・鈴木豪太投手が投じた“魂の一球”には、成長の全てが詰まっていた。首脳陣の評価が高まり続ける背番号26。「プロでやっていける」と確かな自信を手にした裏には、自分だけの武器を見つけた明確な転機があった。

 5日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)。5-2で迎えた6回、2番手・津森宥紀投手が失策も絡んで3点を失い、同点とされた。なおも2死一、二塁。ここで鈴木豪がマウンドを託されると、山縣を2球目のカットボールで三ゴロに打ち取り、見事な火消しを見せた。8回に野村勇内野手が勝ち越し2ランを放ち、チームは5連勝。優勝マジック「37」が点灯した。試合後、小久保裕紀監督も「(あの場面で)豪太がよく抑えた」とルーキーの働きを称えた。

 1年目から開幕1軍を勝ち取り、ここまで24試合に登板して防御率2.01。安定した成績を残している右腕だが、実は”ある登板”を境に、防御率は6.43から0.74へと劇的な変化を遂げた。「自分のピッチングを確立していくのはこれだ」。きっかけとなったのは、失点後のベンチでかけられた「ひと言」だった。

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小久保裕紀監督とグータッチする鈴木豪太【写真:栗木一考】
小久保裕紀監督とグータッチする鈴木豪太【写真:栗木一考】

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(森大樹 / Daiki Mori)