庄子雄大の台頭「良い影響を与えている」
ソフトバンクは30日、みずほPayPayドームで全体練習を行った。野手陣は後半戦スタートに向けてグラウンドで約2時間、それぞれの調整で汗を流した。練習後、村松有人野手チーフコーチが取材に応じ、「前半戦の野手陣」をテーマに振り返った。
3月27日からの開幕カードでは3連勝を飾ったが、4月は11勝12敗と苦しい戦いが続いたシーズン序盤。打線が繋がった「ターニングポイント」とは? そして5月にトレードで加入した山本祐大捕手が打線に与えた好影響にも言及した。主なコメントは以下のとおり。
会員になると続きをご覧いただけます
この先で分かる3つのこと
正木1番固定で激変!コーチが明かす「打線開眼の裏側」
山本祐大の加入が捕手・投手陣にもたらした「相乗効果」
離脱者ゼロの裏側…主力守り抜いた「絶妙なDH運用術」
ここまでの得点数が12球団トップの「440」。序盤は苦しむ時期もあったが、打線が本当によく繋がった前半戦だった。
「正木(智也)を1番に固定してからは、本当に打線が機能していました。(山本)祐大がトレードで入ってきたことが刺激になって、海野(隆司)の頑張りを引き出せたのもありましたね。4、5月は少し苦しんだところはありましたけど、上手く入れ替えをしながら、5月中旬以降は良くなってきたなという印象ですね」
5月16日の楽天(楽天最強パーク)から正木選手を1番に固定した。
「固定してから打線が繋がったのはありますね。想像以上の出塁能力を見せてくれているし、長打という打撃スタイルを1番でもしっかりやっているなと。思った以上の活躍をしてくれていると感じています。毎打席ボールを見極めて、色々と見せてくれるので。後ろのバッターも打席に立ちやすいのはありますよね」
庄子選手が64試合に出場。試合出場数を大きく増やした選手の1人。
「当然、守備や走塁という面ではチームトップを争う能力はありますからね。あとはやっぱり打席での内容です。もっと継続的に良くしていけば出続けられるんですけど、まだ体力的なところもあるので。でも競い合っていることが、他の選手にも良い影響を与えているのかなと思います」
改めてトレードで加入した山本祐選手の良さは?
「バッティングも良い選手ですし、代打を出さなくていい。配球でも安心して見ていられる部分があったので。ピッチャーも落ち着いて投げられるかなという『雰囲気』がありましたね」
栗原選手はキャリアハイの30本塁打を放っている。
「怪我なく出続ければ、40本はいけるかなというところですね。入団当初から長打を含めて良いバッターになるなとは思っていたんですけど、ようやくだなという感じはあります」
前半戦を首位で終えることができた。1人キーマンを挙げるとすると?
「上位打線も含めて、本当にみんなです。やっぱり正木が1番に入ったことによって、近藤(健介)、栗原が生きたので。あとは周東(佑京)もグラウンドに立ち続けられているので、そこも大きいですね」
怪我での離脱者がほとんど出なかった。指名打者を上手く使いながらの起用をしていた。
「柳田(悠岐)ももう少し守ってほしいところですけど、年齢的に考えると厳しいところはあるので。近藤がDHに入る時期もありましたけど、ずっと出続けられているので。いい流れで試合ができているのかなと思います」
去年、大きなチャンスを掴んだ柳町達選手や野村勇選手に関しては、後半戦で調子を上げることを期待したい?
「勇は少し(調子の)波が激しすぎるかなというのもあるんですけど。でも全員の調子が良かったら、とんでもないことになっちゃいますからね。良い結果が出るように、こちらも良い起用法をしていきたいなと思います」
(森大樹 / Daiki Mori)