登板当日に初めて呼んだ“祐大”…大関友久の正念場を救った山本祐大の気遣い「恥ずかしいですけど」

大関が自身4度目の完封劇「不安もあったけど」
最後の打者を遊ゴロに仕留め、スコアボードに9個目の0を並べると、左腕はマウンド上で力強いガッツポーズを見せた。「本当に祐大がどんどんと引っ張ってくれて。しっかりとコミュニケーションを取った中で、バッテリーとしていい方向性で進んでいけたと思います」。自身4度目のシャットアウトで今季2勝目を挙げた大関友久投手は、穏やかな声でそう振り返った。
29日の広島戦(みずほPayPayドーム)。およそ3週間ぶりとなる“復帰登板”は圧巻の投球だった。最速147キロを計測した直球と変化球を巧みに操り、許した安打は1本のみ。9回を112球で投げ切り、3月31日の楽天戦以来となる自身2カ月ぶりの白星を手にした。
昨シーズンは自身初タイトルとなる最高勝率に輝いた左腕だが、今季は打ちこまれる場面が目立っていた。正念場となったこの日のマウンド、マスクをかぶったのは初めてバッテリーを組む山本祐大捕手だった。お立ち台で口にした「祐大」――。親しみを感じさせる呼び名は、マウンドに上がる直前に生まれたものだった。
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この先で分かる3つのこと
初コンビの壁を崩した山本祐大の「最初の言葉」
「正念場」で臨んだマウンド直前にあった「左腕の不安」
大関友久の快投を呼んだ試合前の「ほほえましいやり取り」
「正念場」で臨んだマウンド直前にあった「左腕の不安」
大関友久の快投を呼んだ試合前の「ほほえましいやり取り」

27個目のアウトを奪い、交わした言葉「ナイス、ありがとうって」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)