「すまん」で実現した兄弟対決…演出したのは? 牧原大成も「感動した」粋な舞台裏

  • 記者:竹村岳
  • 1軍
ソフトバンク・川瀬晃(左)を送り出す牧原大成(中央)【写真:栗木一孝】
ソフトバンク・川瀬晃(左)を送り出す牧原大成(中央)【写真:栗木一孝】

1軍舞台で川瀬兄弟が初対戦「夢のような時間とはこういうものなのかな」

「本当に夢のような時間とは、こういう時間のことだなと思いました」。最高の演出をしたのは、誰だったのか。「すまん」で生まれた兄弟対決だった。

 ソフトバンクは13日のオリックス戦(京セラドーム)に8-3で勝利した。先発した有原航平投手が7回2失点で12勝目を挙げ、栗原陵矢内野手や山川穂高内野手、近藤健介外野手にも打点が記録されるなど、投打がガッチリと噛み合った一戦になった。敵、味方は関係なく球場が盛り上がったのは、6点リードの8回2死一、二塁。川瀬晃内野手が代打で登場すると、川瀬堅斗投手との兄弟対決が実現した。結果は、直球に詰まらされて二ゴロ。弟に軍配が上がったが、ドームの中で、確かに2人だけの時間が流れていた。

 ファームでは対戦があった2人だが、1軍では初めて。チームの勝敗を背負った真剣勝負の中で生まれた兄弟対決だったのだから、感じた思いも格別だった。どんな経緯で実現に至ったのか。代打を出されたのは、3安打を放っていた牧原大成内野手。8回の攻撃中、小久保裕紀監督からこんな言葉をかけられたという。

ソフトバンク・川瀬晃(左)を送り出す牧原大成【写真:栗木一孝】
ソフトバンク・川瀬晃(左)を送り出す牧原大成【写真:栗木一孝】
ソフトバンク・川瀬晃(兄)を打ち取るオリックス・川瀬堅斗(弟)【写真:栗木一孝】
ソフトバンク・川瀬晃(兄)を打ち取るオリックス・川瀬堅斗(弟)【写真:栗木一孝】

(竹村岳 / Gaku Takemura)2024.09.14