山本祐大、“魂の雄叫び”「心を鬼にした」 間近で見た大西コーチに伝わった思い…DeNAに見てほしかった“姿”

  • 記者:森大樹
    2026.10.30
  • 1軍
2点適時三塁打を放ち、雄叫びをあげる山本祐大【写真:栗木一考】
2点適時三塁打を放ち、雄叫びをあげる山本祐大【写真:栗木一考】

山本祐が放った同点三塁打、三塁上での雄叫びに見えた思い

 日本一を懸けた大一番、魂の雄叫びには様々な感情が滲んでいた。ホークスは28日、みずほPayPayドームで行われた「SMBC日本シリーズ2026」第4戦でDeNAを破り、4連勝で日本一に輝いた。「打った時はすごく気持ちが高ぶって、叫んでしまったので、ちょっと喉が痛いんですけど、すごく嬉しかったです」。そう振り返ったのは、同点打を放った山本祐大捕手だ。

 先発の前田悠伍投手が初回に2ランを浴び、先制点を献上した。打線は相手先発・平良の前に3回を終えて無得点に抑えられていたが、4回にチャンスが訪れた。2死二塁で栗原陵矢内野手が打席に入ると、DeNAベンチは申告敬遠を選択。この日5番に入っていた山本祐との勝負を選択した――。

 今年の5月まで在籍していた古巣から、目の前で取られた「敬遠策」。球場のボルテージも上がる中、山本祐が打席に入った。145キロの直球を右翼線へ弾き返すと、2走者が生還する同点の2点三塁打。試合を振り出しに戻す一打を放つと、三塁ベース上では、これまで見たことがないほどに感情を爆発させた。

 5月12日にDeNAからホークスにトレードで加入した背番号39。激動のシーズンを経て迎えた日本シリーズは、9年間を過ごした古巣との対戦でもあった。「個人的な思いもいろいろあった中だったんですけど……」。日本一を掴み取りようやく口にできたのは、胸に秘めていた特別な感情。そして、その雄叫びを最も近くで見ていた人物が、山本祐の姿から伝わってきた“心の叫び”を明かした。

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日本一が決まり、杉山一樹と抱き合う山本祐大【写真:荒川祐史】
日本一が決まり、杉山一樹と抱き合う山本祐大【写真:荒川祐史】

首脳陣が見た山本祐の執念

(森大樹 / Daiki Mori)