前日死球交代も…山本祐大から感じた“無言の覚悟” 首脳陣があえて本人の意向を聞かなかった理由

  • 記者:長濱幸治
    2026.10.26
  • 1軍
小久保裕紀監督とハイタッチを交わす山本祐大(左)【写真:栗木一考】
小久保裕紀監督とハイタッチを交わす山本祐大(左)【写真:栗木一考】

日本シリーズ2試合で打率.429、出塁率.600をマーク

 言葉は少なくとも、覚悟は十分に伝わってきた。「頭からいくので。チームに貢献できるようにやりたいです」。前日に死球を受けた左腕の痛みが消えたわけではない。それでも山本祐大捕手はグラウンドに立つことを決めた。

 25日に横浜スタジアムで行われた「SMBC日本シリーズ2026」の第2戦。山本祐は「7番・捕手」でスタメンに名を連ねた。前日の第1戦では延長11回に死球を受けて一度ベンチ裏に下がったが、再びグラウンドに姿を現すと、鬼気迫る表情で一塁ベースに向かった。「とにかく集中していました」。三塁まで進んだところで代走を出されたが、最後まで戦う姿勢を見せた。

 ここまで日本シリーズ2試合で打率.429、出塁率.600と抜群の存在感を示す28歳。第2戦の出場を決めた経緯はどのようなものだったのか。「祐大の意向は確認しなかったですよ。あいつの性格を考えれば『絶対に行く』というので」。首脳陣が明かしたのは、山本祐大が無言で示した“決意”だった。

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リバン・モイネロとタッチを交わす山本祐大【写真:栗木一考】
リバン・モイネロとタッチを交わす山本祐大【写真:栗木一考】

試合前に語っていた“感謝”「使っていただけるのであれば本当に光栄」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)