巨人新監督に決まった松井秀喜氏にも言及
ソフトバンクは23日、横浜スタジアムで日本シリーズに向けた前日練習を行った。午後4時半から打撃練習などを行うと、日が落ちてからはナイター照明をつけてのシートノックも実施した。練習後に取材対応した小久保裕紀監督は、DeNAに対して「勢いは本物の力」と警戒感を示した。22日に行われたドラフト会議で1位指名した鈴木泰成投手(青山学院大)には「特別扱いはしない」と伝えたことも明かした。また、巨人の新監督に就任することが決まった松井秀喜氏にも言及した。小久保監督の主なコメントは以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
開幕託す上沢直之へ語った期待「短期決戦では一番重要」
ドラ1指名の鈴木泰成に対して指揮官が伝えた「厳しさ」
巨人・松井秀喜新監督へ…小久保監督が語った“期待”
開幕を明日に控えての意気込みは。
「(DeNAに敗れた)2024年と同じく、セ・リーグの本拠地からのスタートということで。どうしても、あの年の悔しい思いがやっぱり蘇ってきますので。それを踏まえた上で明日を迎えたいなという心情ですね」
ベイスターズを相手に一番警戒しないといけない部分は。
「やっぱりクライマックスシリーズを全勝で突破しているので。我々もそうだったんですが。9月以降の戦いを見てもですね。一時期は借金が2桁くらいまでいってから、それからのベイスターズさんの勢いというのは本物の力だと思いますんで。勝ち上がってきた勢いというのを注意しないといけないですね」
初戦の先発を誰に託し、どんな期待をしているか教えてほしい。
「上沢直之です。今シーズンの開幕投手に託して。期待という点では、もとよりしっかりとゲームを作ると。それが短期決戦では一番重要なことなので。またセ・リーグの本拠地で9人制野球というか、ピッチャーが打席に立つのは、このシリーズが最後なので。上沢自身ももう打席に立つことはないでしょうから。慣れないことなので多少は負担にはなるでしょうけど、それも1つプロ野球界の区切りとして、そういうシリーズだとも思っています」
このシリーズ、チームを盛り上げてくれそうな期待感のある選手を1人挙げるとすれば。
「しっかりみんな準備してくれていると思います。ただ、近藤(健介)が日本シリーズでスタメンとして出られそうなのは、僕が監督になって多分初めてなので。彼自身も地元横浜でのスタートになると思いますし、楽しみにしていると思います」
全国の野球ファンにどんなプレーを見てほしい?
「今年の日本プロ野球界の中でね、戦えるのは2チームだけなので。そういう注目されるカードになるので。『やっぱり野球っていいな。やっぱり最後を戦うチームにふさわしい試合だったな』と、そう思ってもらえるようなシリーズにしたいですね」
2年前の戦いを強く意識した中での日本シリーズ。
「全く同じ相手なので。それは嫌でも思い出しますね」
CSの開幕はリバン・モイネロ投手だったが、今回は上沢投手が先陣を切る。状態面も含めての決断か。
「そうですね。今年の開幕投手というのも含めて、決めました」
ドラフト1位で指名した鈴木投手の指名あいさつもあった。
「監督になって初めての青学(青山学院大)の後輩なので。楽しみにしているよという話はしました。だからと言って特別扱いはしないよと言いました」
どういう投手のイメージ。
「映像を見ていないからわからない。少しニュースで映ったくらいは見ていますけど、試合を通しては見たことないですね」
これから。
「もちろんもちろん。ここから入寮までの期間をどう過ごすかが一番大事なので。だからトレーニングをしっかり続けておくようにという話もしました」
横浜スタジアムでの守備は難しい部分がある?
「フライは難しいみたいだけど。フライばかり(練習を)しましたね。甲子園も去年は難しかったですからね。2個落としていたからね」
その辺のミスはなくしていく。
「それはそれはそうでしょうけど。もしミスをしても打って返せばいいので」
巨人は松井監督が就任した。
「多分、最初はオープン戦でしょうからね。その前に監督会議もあるから。でも自分(松井監督)でも言ってましたけどね。長嶋(茂雄)さんがエールをかけるとしたら『遅いよ』って。まあ野球ファンにとっても、我々球界の関係者にとっても、彼がジャイアンツの監督をするということはいろんな面でプラスになるのかなと思っています」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)