自己最多58試合登板…松本裕樹が30歳で遂げた進化 1年間続けた“日課”、ブルペンで増えた「大丈夫」の言葉

  • 記者:森大樹
    2026.10.19
  • 1軍
松本裕樹【写真:栗木一考】
松本裕樹【写真:栗木一考】

WBC出場も、自己最多の58試合登板ができた理由

 クールな右腕に対して、周囲が口にした“表情の変化”――。「自己最多の登板数を超えそうだなという感覚は途中からあったので。あんまり数字は意識していなかったですね」。淡々と振り返ったのは、キャリアハイとなる58試合に登板し、CSファイナルステージでも3連投をこなすなど、ブルペンを支え続けた松本裕樹投手だ。

 12年目を迎えた今シーズンは、3月に日本代表「侍ジャパン」の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。ペナントレース開幕後はセットアッパーとして58試合に登板して4勝5敗32ホールド、防御率2.22の成績をマーク。4年連続で50試合登板をクリアし、リーグ3連覇の原動力となった。

 春先からWBCに向けた調整を重ねたこともあり、右腕にとっては通常よりも長いシーズンとなっている2026年。そんな中でキャリア最多の登板を重ねた。コーチの目から見ても「本当にまた1段階上がったな」という姿があった――。右腕が進化を遂げた裏側には、1年間継続すると決めていた“ルーティン”があった。

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松本裕樹【写真:栗木一考】
松本裕樹【写真:栗木一考】

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(森大樹 / Daiki Mori)