山本祐大が復帰後初のフル出場
ソフトバンクの2軍は18日、ファーム・リーグの広島戦(タマスタ筑後)に1-2で敗れた。先発の前田純投手は8回8安打5奪三振1失点、121球の熱投を見せた。しかし同点で迎えた9回に、2番手の大竹風雅投手が堂林にソロ本塁打を浴びると、これが決勝点となった。
打線は初回2死一、二塁の好機を作ると、高橋隆慶内野手の右前適時打で1点を先制した。しかし、その後は6安打を放ちながらも追加点を奪うことができなかった。試合後に取材対応した斉藤和巳2軍監督は、復帰後初めてとなるフル出場を果たし、2安打を放った山本祐大捕手について言及。主なコメントは以下の通り。
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前田純投手が8回121球の投球。
「結果的にはよく投げたっていう結果やけど、いつも言うように、結果だけを見ているわけではないんでね。内容を見ると、もうちょっと球の力は欲しいかなっていうのと、変化球が全体的に少し高かったっていう印象はある。最後の方は意識して、低めには投げていたけど、そういう制球も含めてね。今日はちょっと風がアゲンストやったから、助かってるとこもあったけどね」
7回に13球粘られる場面もあった。低めにコントロールできていれば、早めに打ち取れた可能性もあった?
「ボール自体が少しスピードも含めて落ちてきたかなっていう感じはあった。でも、あれだけ粘られてもゾーンの中に投げ続けるっていうことも大変なことなので。粘られながらも、しっかり投げたっていうのは良かったかなとは思う」
100球を超えていたが8回も続投した。
「いや、全然。7回終わって106球か。先発ピッチャーやったらもっと投げなあかんよ。2軍で100球超えてダメですとか言ってるようでは、1軍では長いイニングを任せてもらえない。こういうところで120球、130球投げられるくらいの、気力や体力を投げながらつけることによって、また上に行ったときにも活きる可能性も十分あるので」
大竹投手は2ストライクに追い込んだ後に決勝本塁打を浴びた。
「何なんやろうね。細かいコントロールを持っているわけではないからね。真っすぐ、スライダー、フォークを目一杯投げて、球の勢いで抑えるっていうタイプやけどね。それでも、いつも言うようにどのピッチャーでも最低限のコントロールっていうのは間違いなく必要なので。目一杯投げる、っていうだけがピッチングじゃないんでね。本人も色々意識して投げた1球ではあると思うけど、結果的に甘いところに投げてホームランを打たれてるわけなので。そこは反省すべきところだしね。大事なのはコントロールなのでね、最終的には」
山本祐大選手は復帰して初めてフル出場。攻守で問題はないか?
「祐大に関しては、ゲームの中で守りも打つ方も対応ができていけば、色んな準備が整うっていうところなんで。結果は、個人的には何も意識せずに見ているけどね」
高橋選手は安打が続いている状況ではあるが、本人の中でちょっと悔しい打席も。
「甘い球をミスショットしている打席もあったんで。高めの真っすぐは本人の中では嫌いなコースではないとは言え、印象的には高めの速い真っすぐに刺されているイメージがあるんで。そのあたりのギャップをどう埋めていくかっていうところやろね。好きなコースであれば、どう一振りで捉えていくかっていうのは大事なので。なかなか彼のイメージとこちらが、個人的に見ているイメージとは若干違うところはあったりする」
打力を評価されて入団した選手だが、1軍で勝負すると考えた時に足りない部分になってくる?
「全然悪いわけではないけど、そういうところの確率を上げるかっていうことは大事なので。打つだけでもなかなか上に行けなかったりするんで。守備であったりはしっかりやっていかないところ。隆慶に関しては、守備はキャンプから考えると、格段に成長しているので。あとは自分の長所である打つ方でどれだけアピールできるか」
緒方理貢選手が降格し、山本恵大選手が昇格。どういう評価があった?
「報告を受けているのは、もう少しキレやスピードが出ないというところ。そういう話はあったので、そういったところをどれだけ詰めていけるかっていうところ。理貢に関しては、足であったり、終盤の守備固めを期待されているので。だからと言って打つ方を疎かにするわけにはいかないですし。ただ、足と守備っていうところは、さらにレベルを上げるというか、本調子には戻していかないといけないかなと思います」
(森大樹 / Daiki Mori)