山本恵大だけが知る川村友斗の苦悩 日本S決勝弾ですぐに送ったLINE…親友が明かす「たまたまじゃない」理由

  • 記者:竹村岳
    2026.11.02
  • 1軍
川村友斗、正木智也、山本恵大【写真:栗木一考】
川村友斗、正木智也、山本恵大【写真:栗木一考】

山本恵大が見た川村友斗の決勝弾「打ちそうだな」

 大舞台で“親友”が放った値千金の一発を、自宅のテレビで眺めていた。日本シリーズの第2戦で決勝弾を放った川村友斗外野手は、驚いた表情でダイヤモンドを回っていた。その姿に山本恵大外野手が抱いたのは、ある「確信」だった。自分だからこそわかる、あのアーチの“真実”……。「たまたまじゃないでしょう」――。

 10月25日に横浜スタジアムで行われた一戦は、延長10回に川村のバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打が決勝点となった。レギュラーシーズンではノーアーチに終わっていた27歳の一発に、ベンチもお祭り騒ぎで背番号61を迎え入れていた。試合後の囲み取材。川村は3回にソロを放った同期入団かつ同学年の正木智也外野手に対して、「彼の活躍は刺激になっていましたか?」との質問を受けた。

「正木はプライベートでも仲がいいですし、あと山本(恵大)も同期なので。あの2人がスタメンで出て、僕が途中からという時はちょっと悔しさもあったんですけど。そこは自分(の力)が足りないから。やるべきことをしっかり取り組めたのかなと思います」

 川村は正木から受けていた刺激を認めつつ、頂上決戦の場にいなかった山本恵の名前を自ら挙げた。8月に右肘を手術し、リハビリに励んでいる背番号77も「本当ですか? 嬉しいです」とにっこり笑う。自宅から眺めた盟友たちの活躍は、地道な日々に向き合うための最大の活力となった。

 打率0割台に沈みながらも、限られた出番の中でバットを振り続けてきた男の姿を誰よりも見てきた。盟友だけが知る川村の苦悩と葛藤。テレビの前で妻とともに「打ちそうだな」と見守っていた予感は的中し、すぐさま山本恵からLINEを送った。

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この先で分かる3つのこと

「ガチでエグい」決勝弾直後に交わした盟友同士のLINE
「たまたまじゃない」山本恵大が見ていた川村友斗の猛練習
「2人より劣る」川村友斗がかつて漏らした悔しい本音とは

打率.095だった川村友斗…山本恵大が見ていた苦悩

左から正木智也、山本恵大、川村友斗【写真:竹村岳】
左から正木智也、山本恵大、川村友斗【写真:竹村岳】

川村友斗が漏らしていた本音「2人よりも…」

(竹村岳 / Gaku Takemura)