川瀬晃が今宮健太と交わす握手「任せたぞ」 苦しんだ2026年を支えた言葉…師匠と深まった“絆の物語”

  • 記者:森大樹
    2026.10.30
  • 1軍
川瀬晃(右)と今宮健太【写真:栗木一考】
川瀬晃(右)と今宮健太【写真:栗木一考】

試合前、川瀬と今宮が交わす握手の意味

 シーズンの終盤、リーグ優勝を目前に控えた9月10日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)での出来事だった。スタメン発表も終わり、グラウンドへ飛び出す直前に、川瀬晃内野手は今宮健太内野手の右手をベンチの中で力強く握った。「頑張れよ、任せたぞ」。たった一言に込められた、先輩との“固い絆”があった。

 川瀬はプロ11年目の今季、73試合に出場して打率.206。昨季から出場試合数、打撃成績ともに下げることになった。「情けないですね。去年はすごくいい経験をさせてもらった中で、今年は期待に応えることができなかったです」。2年目の庄子雄大内野手が台頭したこともあり、遊撃のスタメンを譲る試合が増えた。

 そして、直前まで16打席連続無安打で迎えた一戦。背番号「0」は「8番・遊撃」でスタメンに名を連ねた。チーム内での役割や立場が少しずつ変わっていく中、川瀬と今宮の間には、2026年シーズンを通じて深まった絆があった。背中を押してくれた“師匠”の言葉とはーー。

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

今宮健太が川瀬に贈った、知られざる「最大の賛辞」
名手・今宮が川瀬に思わず尋ねた「ある深い質問」
苦悩の1年を経て、川瀬が明かした日本Sへの「誓い」

2026年は「まだまだ弱さも感じた」

(森大樹 / Daiki Mori)