千賀滉大が語っていた前田悠伍の存在 ベンチ裏で待望の再会…「悠伍は“分かっている子”」

  • 記者:竹村岳
    2026.10.19
  • 1軍
タマスタ筑後でともに自主トレする千賀滉大と前田悠伍【写真:竹村岳】
タマスタ筑後でともに自主トレする千賀滉大と前田悠伍【写真:竹村岳】

ベンチ裏でバッタリ…千賀の言葉に前田悠の答えは

 紙吹雪が舞う本拠地、歓喜の余韻が残ったベンチ裏。大一番を投げ抜いた前田悠伍投手の顔から、張り詰めていた緊張がふっと解けた。視線の先にいたのは、自主トレをともにした千賀滉大投手(メッツ)。待望の再会を果たした左腕が尊敬してやまない師匠へ口にしたのは、9か月前と“まったく同じ言葉”だった。

 CSファイナルステージを突破し、日本シリーズ進出を決めたホークス。左腕は16日の第3戦(みずほPayPayドーム)に先発し、5回2失点(自責1)でポストシーズン初勝利を挙げた。サングラスをかけ、スタンドから見守っていた千賀の目の前で成長した姿を見せつけた21歳。NPBで通算87勝を挙げ、海を渡った「大先輩」は古巣の戦いを見守ると、ファンに手を振ってグラウンドを後にした。

 試合後のセレモニーが終わり、前田悠の囲み取材が終了したのは午後9時50分だった。千賀がスタンドにいたのには気が付いていたが、「会ったり話したりはしていないですね。(周東)佑京さんから『来ている』というのは聞いていましたけど」。特別なやり取りをしたわけではない。そう明かしたわずか2分後、ベンチ裏でバッタリと顔を合わせた。

「ナイスピッチ」――。

 千賀からかけられた労いの言葉に、21歳の若鷹は純粋な笑顔でこう答えた。

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初めてのビールかけを経験した前田悠伍【写真:栗木一考】
初めてのビールかけを経験した前田悠伍【写真:栗木一考】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)