「アウトになったら俺の責任」 大西コーチが下した本塁突入…貴重な先制点を生んだ“揺るがぬ信念”

  • 記者:飯田航平
    2026.10.15
  • 1軍
14日のCS初戦で先制のホームを踏んだ近藤健介【写真:栗木一考】
14日のCS初戦で先制のホームを踏んだ近藤健介【写真:栗木一考】

「気合いが入りすぎて…」

 勝負を分けるのは、一瞬の判断だ。きわどいタイミングでも、迷わず右手を回す。三塁コーチャーを務める大西崇之外野守備走塁コーチが、勝負どころで下した決断が、チームに大きな先制点をもたらした。14日に行われた日本ハムとのCSファイナルステージ第1戦(みずほPayPayドーム)。張り詰めた空気の中、貴重な1点がスコアボードに刻まれた。

 試合が動いたのは初回2死からだった。近藤健介外野手が二塁打で出塁し、栗原陵矢内野手が四球を選んで一、二塁。ここで牧原大成内野手が中前へとはじき返すと、大西コーチは腕を力強く回し、本塁突入を指示した。二塁走者の近藤がホームへと激走する。

「思い切って回したけど、近藤がよく走ってくれたと思う」と振り返る大西コーチ。相手の好返球を警戒しながらも、右腕を回せた背景には、シーズンを通して変わらない信念があった――。

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庄子雄大(左)と大西崇之コーチ【写真:栗木一考】
庄子雄大(左)と大西崇之コーチ【写真:栗木一考】

攻める勇気と、引く判断

(飯田航平 / Kohei Iida)