正木智也が涙した夜…病院のベッドで「野球の神様に見放されたかも」 指揮官への感謝と報われた「俺ならできる」

  • 記者:森大樹
    2026.09.17
  • 1軍

大ブレークを果たした正木の1年

 球団の福岡移転後、初のパ・リーグ3連覇を成し遂げたホークス。鷹フルではさまざまな角度から今シーズンを振り返っていきます。恐怖の1番打者として大ブレークを果たした正木智也外野手。5年目の今季は94試合に出場し、打率.286、27本塁打、58打点。素晴らしい活躍を見せた一方で、開幕直前には右足の手術により出遅れ、1人ベッドで涙を流した夜がありました。「野球の神様に見放された」ーー。どん底まで沈んだ状態から這い上がった男の本音に迫りました。

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 2026年のホークスを象徴する存在だった。球団記録を更新する7本の先頭打者アーチを放ち、6月24日のオリックス戦(みずほPayPayドーム)では打球速度188.5キロを記録する驚愕のアーチを放つなど、記憶にも記録にも残る活躍を見せた正木。「本当にここまで打てるとは思っていなくて。『2桁ホームランを打てればいいな』くらいに思っていたんですけど。目標としていた規定打席にも乗って、良い1年になったかなと思います」と笑顔を見せる。

 歓喜の瞬間を迎えた一方で、遡ること約6か月前。開幕を目前に控えた3月18日に、正木は再び野球から離れることになった。右足の蜂窩(ほうか)織炎による手術ーー。昨季もシーズン序盤に左肩を亜脱臼し、長期離脱を余儀なくされた。「2026年は絶対にレギュラーを取ってやる」。その思いを胸に過ごしてきただけに、開幕前の離脱はあまりにも苦しかった。「今年もダメなんだ」ーー。忘れもしない、涙を流した夜の記憶があった。

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「神様に見放された」正木がベッドで流した涙の訳
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ヒーローインタビューに応える正木智也【写真:栗木一考】
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正木智也【写真:加冶屋友輝】
正木智也【写真:加冶屋友輝】

小久保監督への感謝…1番打者として「だから今の自分がある」

(森大樹 / Daiki Mori)