「投げているのも気付かれないのが一番」伊藤優輔が大真面目に語った矜持…快投の裏にある危機感「いつも不安」

  • 記者:長濱幸治
    2026.09.09
  • 1軍
伊藤優輔【写真:栗木一考】
伊藤優輔【写真:栗木一考】

30試合に登板して防御率1.64も…勝ちパ入りは「全然ない」

 ビハインド展開での登板が主ながら、ここまで安定した投球を続けている右腕が口にしたのは“意外な本音”だった。「もう影薄くやっておけばいいかなと。投げているのも気付かれないくらいの感じが、一番いいのかなと思います」。そう明かしたのは、伊藤優輔投手だ。

 今季はここまで30試合に登板して1勝1ホールド、防御率1.64を記録している29歳。昨季までのプロ5年間での通算登板数は「13」。故障に悩まされることが多かった中で、6年目の今シーズンは充実した日々を送っている。

 これほどの成績を残しながら、勝ちパターンに入ることができない。それはホークス救援陣の層の厚さを如実に表しているが、本人はあくまで冷静だ。冒頭の言葉は、卑屈になっているから出てきたわけではない。右腕が明かしたのは、今も消えない“強烈な危機感”。そしてリーグ3連覇に前進するチームにおける、最強リリーフ陣の一員としての“誇り”だった。

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(長濱幸治 / Kouji Nagahama)