大津は7回無失点の好投でハーラートップタイの11勝目
ソフトバンクは5日、みずほPayPayドームで行われた2位西武との直接対決に2-0で勝利し、優勝マジックを「14」とした。先発の大津亮介投手は7回4安打無失点の快投で、ハーラートップに並ぶ11勝目をマーク。4回には味方の失策などもありピンチを招いたが、滝沢を二ゴロに仕留めてガッツポーズを見せるなど、気迫十分の投球だった。8回は松本裕樹投手、9回を杉山一樹投手が無失点で締めくくった。
打線は初回、栗原陵矢内野手が中犠飛を放って先制に成功。6回にも好機で貴重な追加点となる左中間への適時二塁打を放ち、チームの全得点をたたき出した。栗原はこの一打で自身初の大台となる100打点に到達した。試合後に取材対応した小久保裕紀監督は、前回の登板で味方のミスから失点した大津に対して掛けていた言葉を明かした。また、栗原の活躍についても賞賛の言葉を口にした。指揮官の主な一問一答は次の通り。
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この先で分かる3つのこと
大津を救った監督の一言「必ず運は向いてくる」の真意
庄子の盗塁成功を支えた、コーチとのマンツーマン特訓
栗原の100打点を称える監督が明かさなかった「2人の会話」
今日の大津投手の投球を振り返って。
「初回から気持ちも入っていましたし、やっぱりここというところのコントロールの良さは今日もありましたしね。味方に足を引っ張られるところはありましたけど、しっかりと波に乗って。素晴らしい内容だったと思いますね」
6回には周東佑京選手がフェンス際のファインプレーをみせた。
「佑京のセンターの守備範囲はね、ハッキリ言って12球団で一番だと思いますので。最終回の林の打球もしっかり捕りましたね」
6回に栗原選手の貴重なタイムリー。
「あそこはもう、本当に4番の仕事です。隅田からそうそうチャンスはなくて、そんなに点数は取れないので。その最初のチャンスをものにした犠牲フライもそうですし、もうここしかないというところでのタイムリーで。今日はまさに4番の活躍だったと思いますね」
これで栗原選手は100打点に届いた。
「久しぶりの100打点だと思うので。球団としてもね。まだまだ伸ばしてもらいたいですね」
好投した大津投手はリーグトップタイの11勝。
「個人記録もあるでしょうけど、我々の目標はリーグ優勝、日本一なので。そこに向けて、しっかり投げ切ってほしいと思いますね」
今日は孫オーナーも観戦に来られていた。
「かなり我々はプレッシャーを感じますけれども。逆に非常に成績が良いというのもありますので。今日は勝ち切ることができたので。お忙しい中で足を運んでいただいて、勝ちゲームをお届けすることができて良かったです」
2位西武に連勝し、ゲーム差が7に。この数字をどう受け止める?
「いや、まだまだでしょう。まだ先は長いと思ってますので」
孫オーナーと話は?
「(試合開始の)直前で来られたので。お忙しい中で来ていただき、ありがとうございますと伝えました」
大津投手は前回、ミスをカバーできなかったことを悔やんでいた。
「前回も粘り切ったところでミスがあったので。大津を責められるものではないです。彼も立派なコメントを残してましたし、自分事と捉えていたので。必ず運は向いてくるという話をした中での登板だったので。勝ちが付いてよかったですね」
栗原選手の100打点は素晴らしい数字。
「長距離砲として、チームの4番としての100打点ですから。僕も現役時代はシーズンを通しての大きな目標だったので。(打率)3割よりも40本、100打点が頭にあったので。素晴らしい数字だと思います」
庄子選手は何度も牽制を受けながらもスチールを決めた。
「前回、(西武の)武内の牽制に引っかかってから、左投手の時になかなかスタートを切れずにいたので。そんな中で本多(雄一)コーチとマンツーマンでやっていたので。成長した姿を見せてくれましたね」
栗原選手は成長した姿を見せている。
「いろいろあったんでね。成長するには必要な試練なので。今日は胸を張ってもらって。彼の活躍で勝てた試合ですね」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)