札幌で開かれた“中継ぎ会” 初参加の小林樹斗と「和歌山トークですよ」…津森宥紀が慕われる理由

  • 記者:長濱幸治
    2026.09.03
  • 1軍
ハイタッチする小林樹斗【写真:栗木一考】
ハイタッチする小林樹斗【写真:栗木一考】

初昇格から約1か月「全く想像できなかった」

 今季途中からホークスに加わった23歳を、同郷の先輩が温かく迎え入れた。北海道への移動日だった8月31日、とある寿司店で開かれた“中継ぎ会”。津森宥紀投手、杉山一樹投手、鈴木豪太投手とともに席を囲んだのが、小林樹斗投手だった。

 智弁和歌山高から2020年ドラフト4位で広島に指名された右腕は、2025年オフに戦力外通告を経験。今年は四国アイランドリーグ・徳島でプレーしていたが、5月下旬に育成選手としてホークスに加わった。7月27日には念願の支配下登録を勝ち取ると、ここまで1軍で4試合に登板して勝ち負けなしの1ホールドをマーク。8月13日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)では、2回途中で緊急降板したカーター・スチュワート・ジュニア投手からバトンを受け取り、4回2/3を2失点と役目を果たした。試合後の小久保裕紀監督も「アクシデントがあった中で、よく頑張ってくれました」と賞賛する働きぶりだった。

 新天地に移ってから、まだ3か月余り。初昇格を果たしたのは8月7日で、1軍での生活は1か月にも満たない。「春先のことを考えたら、今の状況は全く想像できなかったですね」。慣れない日々を送る右腕だが、自身と同じ和歌山県出身の先輩の存在が、大きな“救い”となっている。「お前、めっちゃ田舎やな」――。明かされたのは、温かな“イジリ”だった。

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(長濱幸治 / Kouji Nagahama)