残り1イニングでも許さなかった“妥協”「2度は嫌」 18歳の江崎歩が示すプロ意識…首脳陣が語る可能性「夏央になれる」

  • 記者:長濱幸治
    2026.08.31
  • 2軍
安定した守備力が光る江崎歩【写真:栗木一考】
安定した守備力が光る江崎歩【写真:栗木一考】

残り1イニングも…試合中にコーチの元を訪れた理由

 育成ルーキーの18歳が取った行動に表れたのは、まぎれもないプロ意識だった。「まだ試合は終わっていなかったですし、同じプレーが2度も起きるのは嫌だったので」。自らコーチの元を訪れ、言葉を交わしたのは江崎歩内野手だった。残されたのが1イニングだったとしても、「まあいいや」で終わらせることはできなかった。

 8月29日のファーム・リーグ広島戦(タマスタ筑後)。江崎が口にしたのは、8回の守りでのワンシーンだった。同点の2死一塁で広島・仲田の打球は右中間を突破し、フェンスに到達。中堅に入っていた漁府輝羽外野手からの送球を受ける“カットマン”の位置に、二塁手の江崎と遊撃手のイヒネ・イツア内野手が「かぶる」形となった。結果的にはイヒネが返球をキャッチしたが、連係の綻びが垣間見えた瞬間だった。

 味方同士の接触があったわけでもなければ、打者走者を三塁に進ませてしまったわけでもない。言わば「些細なミス」にも関わらず、江崎が行動を起こしたのには理由があった。首脳陣が明かしたのは、18歳のルーキーに掛ける大きな期待――。そして江崎が目指すべきプレーヤーの名前に挙がったのは、球界を代表する守備職人だった。

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この先で分かる3つのこと

金子コーチが重ねる育成出身「一流プレーヤー」の正体
コーチが明かす彼が目指すべき「守備職人」の名前とは
些細な“かぶり”を江崎が「なあなあ」にしなかった理由
中継プレーでポジションが被った江崎歩(右)とイヒネ・イツア【写真:栗木一考】
中継プレーでポジションが被った江崎歩(右)とイヒネ・イツア【写真:栗木一考】

金子コーチ「昔のマッキーに似ている」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)

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