先発の大野は5回途中3失点「なぜ起きたのかと」
ソフトバンクの2軍は20日、ファーム・リーグのオリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)に 5-3で勝利した。打線は初回1死一、三塁で一走のジーター・ダウンズ内野手が二盗を決める間に、三塁走者の中村晃内野手がホームイン。ディレードスチールで先制に成功した。その後も高橋隆慶内野手、大友宗捕手が適時打を放ち、この回一挙4点を挙げた。2回にも野村勇内野手の適時打で1点を追加した。
先発・大野稼頭央投手は3回まで無失点の投球も、4回に4者連続安打を許すなど3失点。4回2/3を投げて7安打3失点の投球だった。2番手の相原雄太投手は4回1/3を投げて無失点の好投を披露した。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督は、相原の成長ぶりを絶賛。大友に送った熱いエールも明かした。主な一問一答は以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
支配下入りを逃した大友が自ら明かした「目指したい選手」
斉藤監督が急成長を遂げている相原にホテルで掛けた言葉
“今季最高”の直球を投げた大野が連打を食らった理由とは
大友選手などのタイムリーで4点を先制した。
「大友もこれまで惜しい当たりもあったけど、ああいうところで1本出ることが気持ち的にも全然違うと思う」
支配下期限直前に一度3軍へ行った。悔しい思いをした中でも、変わらずにプレーできている。
「今日も練習の終わりに少し話はしたけど。いつも色々な話をする中で、『もし自分の行動に何か思うことがあったら言ってください』と、あいつから言ってきたので。でもあいつの言葉を聞くと、色々と周りを見ながら、自分の足元も見ながらやっているのが分かる。周りの人の姿、(中村)晃とか嶺井(博希)の名前も出てきたから。『それくらいの選手でも、あんなに一生懸命練習しているのを見ると、僕もああいう選手になりたいと思います』と言うから。『もうそれだけで十分や』と。『お前が見ている方向は絶対に間違いではない。そのまま行け』という話はした」
相原投手は2番手で4回1/3を投げて無失点。
「粘り強く投げられるようになったというか。春先のことを考えたら、こうやって長いイニングを任せられたり、接戦でランナーを背負った場面でもマウンドに上げてもらったり……。正直、キャンプでの姿を考えたら、想像できない。この1年で彼の成長をすごく感じる」
「ただ立場的にはやっぱり育成選手というところであって、それを考えると上に行くならもっと質を高めないといけない。まだまだ課題がたくさんあるので。ただ成長はしているし、進歩もしているし、それを自信に変えられるように少しずつなっているかなという感じもあるので。ちょうど昨日、ホテルでばったり会った時に『2軍のマウンドには慣れたか?』と聞いたら、『だいぶ慣れました』と言っていたから。そんな感じに見えるしね。だから、こういう試合の流れで最後までいかせたいなというのは、ベンチも思っているし、思える」
大野投手は復帰後2度目の登板だった。
「怪我上がりという部分もあって、球数を徐々に増やしていく段階なので。今日は今年の中でも1、2を争うくらい真っすぐの質が良いなというのは横から見ていても感じた。コーチともそんな話をしていて、本人にも確認したら『その感覚はある』と言っていたので」
「そういう中でやっぱり真っすぐの状態が良いのであれば、ああいう連打はなぜ起きたのかというね。ああいう失点をしてしまうとね。もちろんゼロに抑えることはめちゃくちゃ難しいことですけど。やっぱり調子の良い時にああいう連打を食らってしまうというのは、まだまだ課題があるし、ピッチングができていないところもあったと思うので。他のボールも含めてね。彼の中でいい勉強になってほしいなと。自分で何を感じるかが大事なので」
(森大樹 / Daiki Mori)2026.08.20