山本祐大が口にした「信頼」 エースが葛藤を抱く裏側で…上沢直之に届いた「強い意思」

  • 記者:竹村岳
    2026.08.05
  • 1軍
ヒーローインタビューを終えてファンに挨拶する山本祐大と上沢直之【写真:栗木一考】
ヒーローインタビューを終えてファンに挨拶する山本祐大と上沢直之【写真:栗木一考】

7回無失点で6勝目…山本祐大とは初のバッテリー

 お互いの「強い意思」が共鳴した。初コンビとは思えないほど、冴え渡る配球術。移籍3か月で存在感を放つ相棒の強気なリードに応えるように、必死に腕を振った。上沢直之投手は、山本祐大捕手と初めてバッテリーを組んで7回無失点。6勝目を挙げ、大阪のファンに勝利の瞬間を届けてみせた。

「南海ホークス復刻ナイターin大阪」として京セラドームで行われた4日の日本ハム戦。上沢は、相手先発の伊藤大海と投手戦を演じた。6回に山本祐の犠飛で先制。直後の7回、背番号10は先頭打者の出塁を許したが続く有薗を三ゴロ併殺に仕留めるなど無失点で切り抜けた。「あそこはツーシームで上手く打たせられたので、よかったと思います」。右肘のコンディション不良から復帰した6月以降では最長となる7イニングを投げ切った。

 降板後、球団広報を通じて「今日はあまり調子は良くなかったです」と振り返った右腕。そのうえで「祐大とコミュニケーションを取り、いいボールを選んでサインを出してくれた」と、互いを信じ合ったからこそ生まれた最高の結果に、感謝の言葉を口にした。配球の中で明らかに表れていた1つの“傾向”。上沢が明かしたのは、山本祐から伝わってきた「強い意思」だった。

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この先で分かる3つのこと

本調子にあらず…上沢直之が明かしていたリアルな葛藤
“ある球種”が激減…山本祐大と作り上げた配球の裏側
初コンビで感じた「強い意思」…山本祐大に寄せた信頼

前回登板で打ち明けていた右肘の葛藤

上沢直之に声を掛ける山本祐大【写真:栗木一考】
上沢直之に声を掛ける山本祐大【写真:栗木一考】

初バッテリーを組んだ山本祐大も「上沢さんのおかげ」

(竹村岳 / Gaku Takemura)