近藤健介と栗原陵矢の競争を歓迎「今の選手には聞かせられない」 9連戦の運用も言及…小久保監督コメント

  • 記者:長濱幸治
    2026.07.05
  • 1軍
本塁打を放った栗原陵矢を笑顔で迎える小久保裕紀監督【写真:栗木一考】
本塁打を放った栗原陵矢を笑顔で迎える小久保裕紀監督【写真:栗木一考】

近藤が1試合2発の3ラン…栗原も負けじと24号

 ソフトバンクは5日、みずほPayPayドームでのロッテ戦に7-2で勝利した。初回無死一、二塁の好機で近藤健介外野手が右翼席への19号3ランを放ち、幸先よく先制。その後は1点差に迫られたが、5回1死二、三塁で再び近藤が20号3ランを右翼スタンドに運んだ。8回には栗原陵矢内野手が両リーグトップの24号ソロをマーク。3本塁打で全得点をたたき出した。

 先発の松本晴投手は3回に3本の安打を集められて2点を失ったが、その後は粘りのピッチング。何とかリードを保ったまま5回を投げ終え、今季5勝目をマークした。6回以降は津森宥紀投手、ロベルト・オスナ投手、松本裕樹投手、鈴木豪太投手が無失点リレーで締めくくった。試合後に取材対応した小久保裕紀監督は、前日4日の同戦で悔しいミスをした庄子雄大内野手のプレーを評価。18日からの9連戦に向けたチーム編成についても言及した。指揮官の主なコメントは以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

選手には内緒?監督が語った「あの日の本音」
9連戦を左右する指揮官の「野手編成戦略」
タイトル争う2人がチームにもたらす相乗効果
近藤選手の2本の3ランが大きかった。
「はい。もうおっしゃる通りですね。もう今日は近藤の日でしたね」
栗原選手にもホームランが出た。本当に心強い3、4番。
「そうですね。2人が競い合いながらね。まあレイエスもいますけど、そういうタイトルの争いもチーム内でやってくれるといいですね」
昨日は悔しいプレーがあった庄子選手は内野安打に好走塁もあった。
「やっぱり足は武器ですからね。とっさの状況でしたけど、非常にいい判断でサードにいって。あそこ(5回)の3ランで、もうゲームが決まったようなものなんでね。先頭打者として出塁した仕事も良かったですし、走塁も良かったです」
松本晴投手の投球は?
「まったく前回と一緒でね。小島との投げ合い。今日は前回より(失点が)1点少なく、同点までいかなかったので。一つ成長したと思います。」
これで5試合続けて5イニングで降板。乗り越えてほしい部分は?
「全部ですね。はい。」
リリーフ陣は8試合連続で無失点。
「ホークスの強みでもありますし、今は6回以降の勝ちパターンは非常に信頼ができるピッチャー陣が集まっていますので。この調子を続けてほしいなということですね」
「鷹祭 SUMMER BOOST」は2カード続けて勝ち越しとなった。
「明日1日、休みがあるので。(6日から)大阪で2試合して、あと鷹祭は3試合残っていますかね。しっかりといい形で終われるように。まずは明後日のゲームから集中します」
近藤選手と栗原選手。チーム内での成績は相乗効果になる?
「ありますね。まあ恥ずかしい話ですけど、(松中)信彦とタイトル王争いをしていた時に、あっちがホームランを打ったら『いくなー』と言っていましたからね。ライバル意識をメラメラと燃やして。今の選手には聞かせられないですけど」
守備面もゲッツーを取れるところで取った。
「それもそうですし、晴も同じような展開で投げにくいでしょうけど。前回よりも1点少なかったので。彼にはやってもらわないと困りますし、まだまだ伸び代はありますね」
津森宥紀投手も無失点が続いている。
「1か月くらい前、交流戦が終わったころから良くなってきましたよね。ランナーが溜まったピンチでもいけるピッチャーなので。真っすぐの力は一番いい時に戻りつつありますし、変化球もしっかり投げられているので」
ジーター・ダウンズが今季初昇格。
「ピッチャーと野手の絡みで枠に1つ余裕が出たので。ただ(18日から始まる)9連戦になったら、野手は16人にしないといけないので。今のメンバーから考えないといけないですね」
小島投手と相性のいい選手がいながらも、あえて庄子選手を先発起用した。何かメッセージのようなものを込めた?
「いや、特には。小島との対戦を考えて、左対左でも対応できると考えてですね」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)