廣瀬隆太の脳裏によぎった「今日ダメなら2軍…」 20打席ぶりの安打に安堵…2日間で得た“2つの手応え”

  • 記者:飯田航平
    2026.06.29
  • 1軍
廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】
廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】

崖っぷちでの「開き直り」

 迫り来る恐怖心を拭うように、力強いスイングを見せた。19打席連続無安打が続く中で巡ってきたスタメンのチャンス。廣瀬隆太内野手は3安打の固め打ちで首脳陣の期待に応えて見せた。「逆に今日は開き直れたので、そこがよかったです」。試合後に安堵の表情を浮かべた25歳だが、試合前の胸の内にあったものは“焦り”だった。

 28日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦。「8番・一塁」でスタメンに名を連ねた廣瀬は、2回の第1打席で右中間を破る二塁打を放ち好機を演出。その後、正木智也外野手の9号3ランで先制のホームを踏んだ。勢いは止まらず、第3打席目、第5打席目ではともに左前へ運ぶなど、自らのバットでスタメン起用が正解だったことを証明する、価値ある3安打となった。

 この日まで、スタメン出場した試合では5試合連続、打席数にして「19打席連続ノーヒット」という暗闇の中にいた。結果が残せなければ“居場所”が変わる世界。期待を背負いながらも、結果が出ない日々に、知らず知らずのうちに力みが生まれていた。

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この先で分かる3つのこと

「今日ダメなら2軍」の極限で廣瀬を救った「覚悟」
雨天中止の2日間に廣瀬が掴んだ「2つの手応え」
不調の中でスタメン起用された「理由」
左前へ安打を放つ廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】
左前へ安打を放つ廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】

中止となった2日間で得た「2つの手応え」

(飯田航平 / Kohei Iida)