支配下期限まで1か月…北斗に求める“次の段階”は? 首脳陣が見抜いた“本人の勘違い”、2軍先発陣の最新評価

  • 記者:森大樹
    2026.06.25
  • 2軍
大関友久、北斗、岩崎峻典(左から)【写真:栗木一考】
大関友久、北斗、岩崎峻典(左から)【写真:栗木一考】

大関に伝えた「考えすぎないように」

 ソフトバンクの2軍は25日、ファーム・リーグの巨人戦(タマスタ筑後)が2試合連続で雨天により中止となり、室内練習場で全体練習を行なった。このタイミングで、小笠原孝2軍投手コーチ(チーフ)が19日、21日の広島戦(マツダスタジアム)、そして23日の巨人戦(タマスタ筑後)で先発した3投手について振り返った。

 9回1失点で公式戦初完投勝利を挙げた北斗投手。支配下登録のために必要な条件とは? 14イニング連続無失点を継続する2年目・岩崎峻典投手に求める“次の段階”。そして、5回11安打3失点と苦しんだ大関友久投手に“伝えたこと”を明かした。

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この先で分かる3つのこと

完投の北斗へコーチがデータで示した“本人の勘違い”
苦しむ大関がイニング間にコーチへ求めた「見え方」
完封の岩崎へコーチが課した、さらなる高みへの絶対条件

ーー23日の巨人戦(タマスタ筑後)。北斗投手が9回116球を投げ1失点で完投勝利。本人は登板後「完投したが厳しい言葉をたくさんかけられた」と話していた。
「本人が『低めにボールを集めて投げ切れた』という風に言っていたけど、実はそんなこともなかったんです。データを元に本人に見せながら、そういう振り返りができたのが良かったですね。『自分が思っていた印象と違う』っていう。本人にとっても収穫だったと思います。完投が収穫なのはもちろんですけど」

ーー初回に1点を取られたが、以降の8イニングは無失点と粘りの投球だった。良さも出ていた?
「バットの芯をずらしたり、特徴は出せていたので。それは良かったと思います」

ーー7月31日の支配下期限まで約1か月。北斗投手に求めるものは?
「いやもう内容というものが問われています。本人にも『結果より内容を求めていこう』という話はしたので。高さもそうだし、左バッターのインサイドにどれだけ投げ切れるか。そこが課題です」

ーー21日の広島戦(マツダスタジアム)で先発した大関投手に関して。
「 大関に関してはもう自分でコントロールしてもらっています。ただ『色々考えすぎないように』というのだけは言っています」

ーー5回までに11安打を許して3失点。
「本人が一番分かっていると思うので。そこは任せて、逆にこちらが登板ごとに状態を教えてもらうという感じです」

ーー4回まで10安打を打たれる展開。5回は考え方をシンプルにしたと話していた。
「あのピッチングが最初からできれば、前までの良い状態のものができるのかなとは感じました。イニングごとに『どう見えていますか』というのは聞かれたので。『もう少し大胆にいこう』と話はしました」

ーー19日の広島戦(マツダスタジアム)では岩崎投手が9回を108球で投げ抜き、完封勝利。藤田悠太郎選手とのバッテリーで、イニングごとに話し合いを重ねながら投げている印象だった。
「それが一番大きかったと思います。しっかりと考えながら投げていたので。でも岩崎も北斗と一緒で、もう少し内容を求めていかないとレベルが上がらないかなと思います。完封でしたけど、結果オーライな部分が多かったですね」

ーー低めでゴロを打たせるのが生命線のピッチャー。
「その辺りでまだ少し甘い球が多いので。せっかくキャッチャーと話しているのに。意図的に(コースへ)投げられるようにしないと次のレベルへ上がれない。 内容を求めていかないと」

(森大樹 / Daiki Mori)

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