栗原陵矢の命運決めた“開幕スタメン議論” 首脳陣が明かす真相「強いホークスであり続けるために…」

5月は11本塁打&26打点…チームも直近9試合で8勝1敗
またもこの男がホークスに勝利をもたらした。5月31日の広島戦(みずほPayPayドーム)。6回に1点を先制し、なお1死二塁の場面で、栗原陵矢内野手の打球は最深部の右中間スタンドに吸い込まれた。悠々とグラウンドを1周する姿には、ある種の貫録が漂っていた。
手が付けられない1か月だった。5月は25試合に出場し、ともにリーグトップの11本塁打、26打点をマーク。小久保裕紀監督も「月間MVPの最有力候補ですよね」と笑みを浮かべるほどの活躍ぶりだ。チームも栗原の打棒に合わせるかのように、ここ9試合を8勝1敗と上昇気流に乗りつつある。
遡ること2か月、シーズン開幕戦となった3月27日の日本ハム戦(同)。この一日が栗原の“分岐点”となっていた。「開幕をスタメンでいくか、本気で議論したので」――。小久保監督が明かした決断はどのように下されたのか。首脳陣が改めて振り返ったのは、栗原陵矢というプレーヤーに対するリアルな評価だった。開幕前日の「3・26」に隠されていた“真相”に迫る。
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(長濱幸治 / Kouji Nagahama)