7回には山川が2戦連発となる9号3ランを放つ
ソフトバンクは10日、ロッテ戦(みずほPayPayドーム)に8-3で勝利した。先発した前田悠伍投手が5回2失点で今季初勝利をマーク。6回からは上茶谷大河投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、ロベルト・オスナ投手、津森宥紀投手とバトンをつないだ。打線は2点を追う3回1死一塁で周東佑京外野手が適時三塁打を放ち、1点差に。その後2死となり、三走の周東がホームスチールに成功し、同点に追いついた。
4回には栗原陵矢内野手が右翼席に10号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。5回に2点を追加すると、7回には山川穂高内野手に9号3ランが生まれた。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督は3安打を放った庄子雄大内野手を絶賛。コーチ陣の“配置転換”についても理由を説明した。主な一問一答は以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
前田初勝利に監督が語った「いただけない」の真意
周東の「まさかの本盗」監督も予測できなかった裏側
コーチ陣「突然の配置転換」監督が明かした本当の狙い
前田悠投手は本拠地での初勝利。
「(2ランを打たれた)井上(広大)への入りはね。ウエスタン・リーグであれだけ対戦してきたバッターに対して不用意に入ったかなという一発でしたけど。それ以外はうまく抑えていましたし、何といっても5回ツーアウト一、三塁。あそこを三振で切り抜けられたというところに成長を感じましたね」
ベンチで前田悠投手にどんな言葉をかけた?
「いや、『あの井上のホームランはいただけない』という話だけです」
3回には周東選手がタイムリーを放ち、ホームスチールで追いついた。
「打線もそうですし、チームの雰囲気も重たい、どんよりとした感じがあったので。今日は9番の庄子(雄大)と佑京で、スピード感が溢れるというか、ドームの空気が変わったので。彼ら2人の活躍で、そういう試合展開になりましたよね」
庄子選手はプロ初の3安打。
「こんなに少ないスタメン(の機会)の中で、よくこの早い時期に猛打賞を打ったなと思いますよ」
4回には栗原選手が勝ち越しソロ。
「今は4番で起用し続けていますしね、チームの軸としてやってくれていますし。あの打席もしっかりと自分の中の読みがあって、初球から仕掛けられた。そういう相手バッテリーの読みとかも含めた打撃をしているなっていう感じはしますね」
山川選手は2試合連発となるダメ押し3ラン。
「このままずっと、いい状態を続けてほしいなと思います」
「ピンクフルデー」はカード勝ち越し。
「(11日は)久しぶりに福岡での1日休みなので。みんなゆっくりと、いい時間を過ごしてほしいなと思います」
周東選手のホームスチールは予測できた?
「思わなかったですね。度肝を抜かれました。柳田(の打席)でサードも離れていたので、ワンバウンドを狙っているのかなと思っていましたけど。9番、1番で空気を換えたのは事実なので。足でこんなに雰囲気を変えられるというのは感じましたね」
今日は大西崇之コーチがベンチに。村松有人コーチが一塁、本多雄一コーチが三塁のベースコーチに入った。
「全然違う景色で野球を見るのも勉強になるでしょうから。本当は(試合)途中で戻すつもりでしたけど、そのままいきました」
前田悠投手は5回まで投げ切ってほしかった。
「相手(打線)がつながったら、アウトを取れなかったら交代でしたよ。あと1人で勝ち投手の権利とかは全く頭になかったですね」
柳田選手は右膝付近に死球を受けて途中交代。
「ガードの外れているところをかすめたらしいです。前も当たったところなので。あさっては大丈夫だろうという初見です」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)