打率.067でも…中村晃だから託せる“勝負所” 長谷川コーチが語る現実「数字だけで判断されるのは…」

28日のオリックス戦でチームを救う決勝打
自らの存在価値を示した一振りだった。28日のオリックス戦(京セラドーム)、決勝打を放った中村晃内野手は一塁ベース上で力強く手を叩いた。代打での今季初安打が試合を決める一打となり、「なんとかバットに当てて、事を起こそうと思った。勝ちにつながったのが何よりよかったです」と胸をなでおろした。
出番は同点の8回1死一、三塁の場面でやってきた。試合前まで防御率0.00と圧倒的な安定感を誇っていた椋木のフォークを拾った打球は、遊撃手の頭上を越えて弾んだ。チームとしては25試合目、自身16打席目にして初の適時打がチームに勝利をもたらした。
ここぞの場面で出番がやってくる代打の切り札。大事なシーンであればあること、凡打に倒れた時の“ダメージ”は大きい。周囲の厳しい声にさらされながらも、逃げ出すことなく打席に立ち続けなければならない。試合前まで15打数1安打、打率.067と苦しんでいた中村晃を、“代打の先輩”はどう見ていたのか。長谷川勇也打撃兼スキルコーチが語ったのは、一振りを生業とする代打稼業の厳しさと、36歳に対する絶対の信頼だった。
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(長濱幸治 / Kouji Nagahama)