小久保監督が出していた“厳命”…大津亮介が示した「満点快投」 投手陣が直面した「17/77」とは

  • 記者:長濱幸治
    2026.04.10
  • 1軍
ファンの声援にこたえる大津亮介【写真:栗木一考】
ファンの声援にこたえる大津亮介【写真:栗木一考】

7回までの21アウトのうち10個を奪って見せた大津

 まさに2026年のホークスが目指している“会心の勝ち方”だった。連敗を2で止めた9日の西武戦(みずほPayPayドーム)。先発の大津亮介投手が7回1安打無失点の快投で今季1勝目を挙げた。野手顔負けの好守を何度も見せた右腕に小久保裕紀監督が見せた笑顔――。その裏には投手陣に課されていた“指令”があった。

 大津らしさが詰まっていたゲームだった。初回、先頭の桑原に左前打を許したが、続く岸の投前へのゴロを軽やかに捌き、併殺を完成させた。続く2回も1死から渡部に四球を与えたが、林の強烈なゴロをキャッチした右腕は素早く二塁へ送球。ここもゲッツーで切り抜けた。

 右腕がこの日捌いた打球は前述のゴロ2本を含む計4本で、一連のプレーで奪ったアウトは6個だった。さらに4奪三振をマーク。7回までに取った21アウトのうち、実に「10アウト」は大津が直接的に関与したものだった。試合後、首脳陣が明かしたのは指揮官から与えられていた「課題」だった。

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ゴロを捌き、併殺を完成させる大津亮介【写真:栗木一考】
ゴロを捌き、併殺を完成させる大津亮介【写真:栗木一考】

昨季は投手陣で17失策…週に1度の“練習改革”

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)