松本裕樹のベンチ外は「去年と全く同じ」 栗原陵矢の好守に「救ってくれた」…小久保監督コメント

松本晴が6回2失点の粘投で今季初登板初勝利

 ソフトバンクは28日、日本ハム戦(みずほPayPayドーム)に6-4で勝利した。先発した松本晴投手が6回2失点で今季1勝目。木村光投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、杉山一樹投手とバトンを繋いでリードを守った。

 打線は2点を追う5回に一挙5得点。2死満塁から近藤健介外野手がセンターに3点二塁打を放ち、試合をひっくり返した。その後、柳町達外野手と山川穂高内野手にも適時打が生まれ、相手先発の達を攻略した。山川は8回にも2戦連続となる2号ソロを放った。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。

――松本晴投手の投球はどう見た?
「(日本ハムは)2アウトからホームランを打てる打線ですし、やっぱり怖さを感じた中で、しっかりと2点に抑えたところは評価できますね。5回のワンアウト満塁をゲッツーで凌いだところでね、その裏で結果的に流れが来て逆転できたので。彼がしっかりゲームを作った。そういうピッチングでしたね」

――守備面では周東佑京外野手や栗原陵矢内野手のプレーが大きかった。
「そうですね。(5回は今宮)健太がミスしてしまって、それを他の選手がしっかりカバーするというね。まあミスは誰でもあるので、その後にどうするかという中でね。きょうは栗原がしっかり救ってくれましたね」

――その後の5回に一挙5得点。攻撃を振り返って。
「まあ(相手先発の)達がね、本当に去年よりも1つステージが上がったという印象の中で、あの回しか正直チャンスがなかったんですけど。周東の死球の後の近藤の集中力ね。さすがだなと思いましたね」

――山川選手は2試合連発。
「もう今年はキャンプ初日から今までずっとブレることなく、自分の打撃を貫いているので。どっしり感というか、自分自身を信頼してるというか。そういう姿がずっと出ていると思います」

――連投となった木村光投手も堂々たるピッチングだった。
「彼にとっては大チャンスのシーズンですからね。藤井(皓哉)がいない穴を彼がもし賄えるようになれば、もう本当に飛躍の年になるので。どんどん欲を出してやってもらいたいですね」

――あらためて開幕2連勝。非常に大きな意味がある?
「もう仰る通りだと思います。でも明日もあるので。2勝1敗でよしとせず、しっかり引き締めてやりたいなと思います」

29日は有原と対戦「しっかり攻略を考えたい」

――明日の相手先発は有原投手。心境は?
「ちょっとこれから打順を考えますけど。昨年まで一緒にやった選手なので。これからしっかり攻略を考えたいと思います」

――栗原選手の守備が大きかった。
「あそこで追加点を取られていたら、逆転は生まれなかったと思うので。ワンサイドになる可能性もあった中で、大きかったですね」

――昨日は悔しそうな表情で球場を後にしていた。
「勝ったらから良かったじゃないですか。負けていたら大変だったでしょうけど」

――柳町達選手の状態はどう見ている?
「オープン戦よりも全然良いんじゃないですか」

――近藤選手はWBCで苦しんだ中でも開幕から結果を残している。
「もうその話はよくないですか。10何打席ノーヒットなんて普通にあることなので。監督としては何の心配もしていなかったですよ。技術のある選手なので」

――4点差でも杉山投手を投入した。
「4点差までならいくと決めていました。開幕カードということもあって、その設定でいきました。4点差って難しいんですよね」

――松本裕樹投手がベンチから外れた。WBCでの疲労も考慮しての判断?
「いや、去年と全く同じ運用でやっています」

――連投はもう少し先になる?
「去年も肩の状態を見ながらでしたけど、去年の運用で1年間投げられたので。去年より連投の解禁(時期)は変えていこうかなとは思っていますけど、今はこの運用でいいのかなと思います」

――杉山投手、木村光投手、ヘルナンデス投手が2連投となった。
「今からコーチと話しますけど、(3連投を)いかせる可能性もあります」

――3連勝を目指していく。
「良い流れで来ているので。幸運の最大化、不運の最小化というのがあるので、良い流れなら当然最大化していきたいですよね」

――松本晴のスタミナ面はどう見た?
「まだいけたと思いますけど、最初の登板ということで90球で切ろうと。初登板じゃなかったらいかせていたと思います」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)