周東佑京が挑む“通説破り” 「35歳で53盗塁」に感じた覚悟…「迷いあった」5年契約の真実

トークショーに参加した周東佑京【写真:長濱幸治】
トークショーに参加した周東佑京【写真:長濱幸治】

周東の決意がにじんだ一言「5年後といっても35歳」

「5年後といっても、まだ35歳ですからね。どうなるか分からないでしょ」。23日に契約更改交渉を終えた周東佑京内野手。囲み取材で報道陣から「ホークスで現役を全うしようという決意があったのか」と問われ、答えたのが冒頭の言葉だった。「まだ35歳」――。その表現に、周東の強い“覚悟”が浮かんだ。

 プロ野球界では「スピードタイプの選手は寿命が短い」と言われがちだ。加齢に伴い、持ち味が失われることで、現役引退へのカウントダウンが早まるというのがその理由だ。「やっぱり足の速い選手って怪我をして早く(現役生活が)終わりがちなところを、35歳までの契約をいただいたので。『そんなのに負けんなよ』って言われている気もしますね」。周東自身もその“通説”を意識している様子だった。

 5年の長期契約を結ぶことに「迷いもあった」と正直な思いを明かした一方で、サインをしたからには、それに応える自信も当然ある。新たな道を切り開く覚悟を決めた男が挙げたのは、10年前に“レジェンド”が打ち立てた記録だった。

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(長濱幸治 / Kouji Nagahama)