2軍戦通算3打席で引退も「後悔ない」 加藤晴空と斉藤和巳監督の知られざる“絆”「角ハイ飲みたい」 

  • 記者:森大樹
    2026.01.13
  • 1軍
加藤晴空【写真:飯田航平】
加藤晴空【写真:飯田航平】

4年間のプロ人生「全力でした」

 たとえ試合に出られなくても、ベンチで誰よりも声を張り上げてチームを鼓舞した。「全力の野球人生でした」。ホークスでプレーした4年間を振り返ったのは、2025年限りで現役引退した加藤晴空3軍ブルペン捕手だった。

 見てくれている人は必ずいると信じて、気持ちを切らすことなく前を向き続けた。「後悔のないように全力でやろうと決めて。特に3年目以降は育成選手として“ラストチャンス”だと思って、より強い気持ちを持ってやってきました」。昨秋のフェニックス・リーグで指揮を執った斉藤和巳監督も、2025年に成長した選手として加藤の名前を挙げていた。

 だが、プロの世界は厳しかった。育成4年目の昨シーズンは3、4軍を主戦場とし、2軍戦の出場はわずか2試合。4年間を通しても2軍の舞台では出場3試合、計2打席にとどまった。「H」のランプを灯すことができないまま、2025年オフに戦力外通告を受けた。その3日後、加藤は関係者にあいさつするため、スーツ姿でタマスタ筑後を訪れた。指揮官として見守り続けてくれた斉藤監督と抱擁を交わし、“ラストメッセージ”を受け取った。

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この先で分かる3つのこと

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忘れられぬ“プロ初本塁打”

(森大樹 / Daiki Mori)