狂ったフォーム「自分でも分からない」 悩める育成右腕…救われた大関友久の“優しさ”

  • 記者:森大樹
    2025.11.20
  • 1軍
相原雄太、大関友久【写真:竹村岳、栗木一考】
相原雄太、大関友久【写真:竹村岳、栗木一考】

育成ドラ8相原が振り返る1年目

「振り返ってみても、苦しいだけじゃない貴重な1年目だったなと思います」。ル-キーイヤーを前向きな言葉で振り返ったのは、2025年ドラフト育成8位・相原雄太投手だ。23歳が歩んできた野球人生は決して順風満帆ではなかった。

 度重なる怪我を乗り越えてきた。埼玉・伊奈学園総合高3年時の11月に右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、仙台大1年時は登板なし。4年時にも再び右肘を手術し、最後の1年はマウンドに上がることができなかった。それでも191センチの長身から繰り出す最速150キロ超の直球に将来性を見いだされ、プロの門を叩いた。

 しかし、入団直後は怪我明けだったこともあって投球フォームが上手くはまらず、球速も140キロ前半にとどまった。非公式戦でも打ち込まれる苦しい日々が続く中で、6月頃から同じ仙台大出身の先輩・大関友久投手からアドバイスをもらう機会が増えた。トレーニングルームや食堂で過ごした“貴重な時間”が、右腕の大きな成長のきっかけになった。

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この先で分かる3つのこと

・フォームの迷路を生んだ探求心ゆえの「意外な理由」
・大関が薦めた1冊の本に書かれた「シンプルな教え」
・斉藤和巳監督が相原を抜擢した裏にある「評価の理由」

大関に薦められた1冊の本

チームが評価した相原の“姿”

(森大樹 / Daiki Mori)