確信していた批判「やっぱりダメ」…捕手陣で共有した“合言葉”…首脳陣が語る来季の展望

  • 記者:長濱幸治
    2025.11.07
  • 1軍
左から海野隆司、谷川原健太、嶺井博希、渡邉陸【写真:加治屋友輝、栗木一考、冨田成美】
左から海野隆司、谷川原健太、嶺井博希、渡邉陸【写真:加治屋友輝、栗木一考、冨田成美】

甲斐の移籍から始まった2025年…首脳陣のリアルな評価

 チームの負けが込めば、批判の矛先が必ず向かってくることは分かっていた。首脳陣が共通認識として持っていた“合言葉”――。「『やっぱりキャッチャーがダメだったよね』とは絶対に言われたくなかった」。リーグ連覇、そして5年ぶりの日本一を成し遂げた今だからこそ語れる本音と、来季以降の展望に迫った。

 2025年シーズンは“幻影”との戦いから始まった。長年チームの正捕手としてプレーしてきた甲斐拓也捕手が昨オフに巨人へFA移籍。今春キャンプの話題は「ポスト甲斐」の行方で持ち切りだった。小久保裕紀監督はキャンプ中、「キャッチャーについてはコメントしない」との姿勢を貫き、静かに正捕手争いを見守った。

 結果を見れば、レギュラーシーズン後半から海野隆司捕手がレギュラーとして起用されるケースが増えた。日本ハムとの激戦を制したCSファイナルステージ、そして接戦の連続だった日本シリーズで見せたパフォーマンスは、チームの大黒柱と呼ぶにふさわしい活躍だった。開幕当初の苦境を乗り越えた今季をどう振り返り、来シーズンに向けてどのような展望を持っているのか。首脳陣のリアルな評価を聞いた。

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この先で分かる3つのこと

・小久保監督が海野に送った「真意」
・来季の捕手争いを左右する「テーマ」
・育成選手にもある「逆転の可能性」
左から大友宗、盛島稜大【写真:竹村岳】
左から大友宗、盛島稜大【写真:竹村岳】

小久保監督があえて発した檄「うかうかしてられない」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)