周東だけが知っている…1年間耐え続けた海野の重圧 「隆司に声をかける」本当の理由

  • 記者:長濱幸治
    2025.10.16
  • 1軍
海野隆司(左)、周東佑京【写真:加治屋友輝】
海野隆司(左)、周東佑京【写真:加治屋友輝】

5回のピンチを切り抜けた直後に見えたシーン

 大ピンチをしのぎ切り、ベンチへ戻るエースの元へ集まるホークスナイン。そんな中、選手会長だけが背番号62の元に駆け寄り、笑顔でおしりをポンとたたいた。「ナイス―!」。海野隆司捕手にそう声をかけたのは、周東佑京内野手だった。

 15日に行われた日本ハムとのCSファイナル第1戦(みずほPayPayドーム)。両チーム無得点で迎えた5回だった。1死三塁のピンチを背負った先発のリバン・モイネロ投手はレイエスを浅い中飛に仕留めると、続く郡司も三ゴロに打ち取ってスコアボードにゼロを並べた。延長10回サヨナラ勝ちを収めた試合の中でも、ターニングポイントとなったシーンだったことは間違いない。

 大事な一戦の先発オーダーに周東の名前はなかった。満身創痍で戦う選手会長にできることは、極限の重圧の中で戦う仲間を鼓舞することだった。「頑張っていますからね、たくさん」――。周東が明かしたのは、今シーズン大きな成長を遂げた海野への熱い思いだった。

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この先で分かる3つのこと

・周東が明かした海野への「ルーティン」
・苦悩乗り越え海野が見せた「真の姿」
・頂点へ導く2人の「熱い絆」の全貌

「隆司には誰も行かないから」…周東の熱い思い

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)